ウッド
の各部名称
クラブをお選びの際は、力の強さや技量に合ったものをお選びください。
ご自身の力に比してシャフトが過度に軟らかいものをお使いになるとクラブが折損することがあります。
●危険防止のため、「ゴルフクラブの保証・取扱説明」の注意事項もお読みください。
※カタログで表示の重量などは設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
クラブの各部名称
ロフト角(リアルロフト)
シャフトの中心線に対してのフェース面の傾斜角のことで、それぞれのヘッドスピードや入射角に合わせて選ぶことが大切です。
ライ角
フェースを目標に対してスクエアな状態にしてアドレスした時のシャフトの中心線と地面との角度を指し、この時の角度が大きいものをアップライト、小さいものをフラットと呼びます。
フェースプログレッション
シャフトの中心線の延長線からリーディングエッジまでの水平距離を指し、一般にはこの数値が大きいほうがボールが上がりやすく、小さい方がボールがつかまりやすくなります。
重心距離と重心深度
重心距離はシャフトの中心線の延長線上からヘッドの重心までの垂線の距離を指し、重心深度はリーディングエッジからヘッドの重心までの水平距離を指します。
シャフトの各部名称
重さ(ウエイト)
シャフト単体の重さのことで、それぞれのターゲットユーザーに合わせて最適な重さに設定しています。
硬度(フレックス)
シャフトの硬さのことで、一般には硬い順にX、S、SR、Rなどで表示しています。
インターナショナル・フレックス・コード
シャフト全体を4カ所に分割し各部の相対的な硬さを0〜9の数値で表記。部分的剛性設計による性能特性を4桁の数字でわかりやすく表記したことにより、ゴルファーやスイングのタイプに合わせ、より正確でキメ細かいフィッティングが可能になります。
「溝の規則」について
2010年より新しい溝の規則が施行されました。この規則は、溝の体積と溝の縁の鋭さを制限するものです。溝の体積を制限する規則は、すべてのクラブ(ドライバーとパターを除く)に適用されます。溝の縁の鋭さの制限はロフト角25度以上のクラブ(一般に、標準的な5番アイアン以下のクラブ)に適用されます。一般ゴルファーにつきましては、2009年までのモデルで旧規則に適合しているクラブを少なくとも2023年12月31日までは引き続き適合クラブとして使用することができます。それまでの期間は新しい溝の規制に適合するクラブの使用が「競技の条件」で義務付けられるのは、プロツアー(2010年〜)や一部のエリートレベルのアマチュア競技会(2014年〜)だけとなります。
「クラブ長さの測定方法」について
〈ダンロップ式〉
① クラブの設計ライ角に設定したプレートにソールを当てます。
② プレートとシャフト軸線との交点からW#1では15mm※の地点を「設定されたヒールエンド」と定義し、その地点を起点とします。※番手ごとの設定計算値は下図の通り
③ グリップ側はキャップのエッジまでの長さを「グリップキャップライン」とし、終点とします。(グリップの上端ではない。膨らみを含めません。)
〈60度法〉
① 角度を60度に設定したプレートにソールを当てます。
② プレートと地面(水平面)との交点を起点とします。
③ 膨らみを含む、グリップの上端「グリップエンドライン」を終点とします。
2024年10月以前に発売されている商品についてはこれまで通り〈ダンロップ式〉のクラブ長さ表記を継続し、変更いたしません。
主要モデルのクラブ長さ比較はこちらを参照ください。
※クラブ長さの測定方法はメーカーや団体によって異なる場合がございます。
※2021年10月12日に、R&Aよりプロやエリート・アマチュアのゴルフ競技を運営する団体に提供することを目的に、「モデルローカルルールひな型 G-10」」(以下、MLR G-10)が発表されました。MLR G-10は、プロやエリート・アマチュアのゴルフ競技を運営する団体に提供することを目的としたものであり、2022年1月1日より、各競技運営団体は、パター以外のクラブ長さの上限を46インチに制限するローカルルールの採用を選択することができます。一部の競技会において、ローカルルールとしてクラブ長さ制限を採用する場合がございますので、該当する可能性のある競技に出られる場合は、各競技運営団体にお問い合わせください。
※R&Aとは、英国ゴルフ協会を意味し、米国ゴルフ協会(USGA)と共に世界共通のゴルフルール制定を司っています。