2019/05/21

D-Cafeレポート

<D-cafe> 新企画! 新垣比菜、勝みなみ、小祝さくら Angels on the Fairway 令和に残したい、平成を代表するラブソングは?

新垣比菜、勝みなみ、小祝さくら、という同級生仲良し3人組の近況をマンスリーでお伝えするこのコーナー。今回は、最近の自身のプレーを振り返ってもらうとともに、“サヨナラ平成企画”として、カラオケ好きの3人に「記憶に残る平成のラブソング」を聞いてみました。

「昨夜はプロ同期生7人で食事をしました。おしゃべりで盛り上がって、すごく楽しかったです」と、練習日(7日・火)に笑顔を見せていた新垣比菜プロ。前週の試合で優勝した勝みなみプロの祝勝会も兼ねた会で、自身はケーキを用意したそうです。
 そんな新垣プロは、前週まで4試合連続トップ10入り、しかも、そのうち3試合は5位以内と絶好調で、新垣プロ自身、「ショットもパットも安定しているかなと思います。調子はいいです」と表情は晴れやか。となると、やはり優勝に期待がかかります。「勝ちたい気持ちは強いです。でも、勝つためにはもっとバーディパットが入らないと……。そして、優勝するには“ゾーン”に入るような日が一日は必要かなと思います」と、勝つためのポイントとして“バーディ量産”を挙げていました。今大会では、予選を通過したものの最終順位は61位タイと“ひと休み”した感じの新垣プロ。それでも、「いちばん出たかった試合なのでワクワクしています。今の自分のゴルフが通用するのかどうか分かると思います」と話していた「全米女子オープン」への初参戦を今月末に控え、心身ともに充実しているだけに、近いうちに優勝争いを演じてくれることでしょう。

 友だちとカラオケに行って歌うのは、同じ沖縄県がルーツのダンス&ボーカルグループ・DA PUMPの、それも初期の曲が多いという新垣プロですが、印象に残る平成のラブソングとして選んでくれたのは、西野カナの『トリセツ』(平成27年リリース)。「メチャメチャ好きというわけではないんですけど(苦笑)、平成のラブソングといえばやっぱりこの曲かなと。発売された頃はよく聞いたし、今でもカラオケに行くと時々歌いますね」。では、この曲に惹かれるのはどんなところ? 「やっぱり歌詞です。日常のいろいろな場面での女の子の心理というか気持ちを、すごく細かく、全部語っているなと思うので」。

 前週の「パナソニックオープンレディース」で今季初優勝を飾った勝みなみプロ。今大会の会場となった「茨城ゴルフ倶楽部」でも、他のプロや関係者から祝福の言葉をかけられ、「ありがとうございます」と笑顔で答えていました。その前の国内の2試合でも、連続してトップ10入りしていた勝プロ。「成績はよかったので、“あとはパットが入ってくれれば”と思っていたのですが、なかなか入らなくて。先週の(優勝した)試合も、初日は短いパットを外していたのですが、2日目の朝の練習で、パターのフェースが左を向いていることに気づいて。そこを直したらパットの調子がよくなったんです」と、優勝争いの中でいくつも大事なパットを決めた秘密を明かしてくれました。元号が令和になって初めて開催されたトーナメントで優勝し、“令和初の女王”になった勝プロ。今大会では、2週連続優勝に向け、初日を22位タイとまずまずの滑り出しを見せたものの、体調不良のため残念ながら2日目の競技を棄権。ただ、同時に翌週の試合には出場する意向を示した勝プロ。今シーズンの自身の目標である「常に笑顔で楽しくプレーする」姿を見せてくれることでしょう。

 平成10(1998)年生まれの勝プロが、平成のベスト・ラブソングとして挙げたのは、ウルフルズの『バンザイ 〜好きでよかった〜』。「私もさくらちゃんと同じでK-POPが好きなので、あまり日本の歌は聞かないんです。でも、平成を代表するラブソングといえば、これかなと思って。私たちが生まれる前からある曲(平成8年リリース)ですけど(笑)」。中高年のみなさんには懐かしいナンバーですが、なぜ20歳の勝プロがこの曲を選んだのでしょう。「この曲ってすごく明るいですよね? 聴いていて明るい気持ちになれるラブソングってなかなかないので、いいなと思って。カラオケでですか? 自分では選ばないけれど、女友だちが歌っていたら、ちょっと横から入る感じで歌いますね(笑)」。

 仲良し3人組の中では、ひと足早く4月15日に21歳の誕生日を迎えた小祝さくらプロ。同期の仲間からは、それぞれからプレゼントをもらったそうです。 
 前回(4月)の取材で、「優勝争いができるかどうかはパット次第」と話していた小祝プロ。その状況はまだ続いているようで、「開幕から今までショットの調子は悪くないので、あとは本当にパットだけなんですけど。感触は悪くないのに入らないんですよね」と苦笑い。ただ、「何試合か前までは“どうせ入らないだろう”と思って打っていたのですが、それじゃあダメだと思って、最近は“絶対これは大丈夫!”とめっちゃポジティブにパットしています(笑)」とあくまで気持ちは前向きな小祝プロ。初めてプレーする茨城ゴルフ倶楽部東コースについて、「ティショットがカギになるんじゃないかとすごく思います。あと、グリーンはコンディションがいいのでパットが入ってくれるといいですね」と語っていましたが、最終日には18番ホールでイーグルを奪うなど、ただ一人60台となる3アンダー「69」をマーク。前日からグンと順位を上げ、トップ10まであと一歩に迫る単独12位でフィニッシュしました。

 K-POPが大好きな小祝プロが、「ラブソングだと思うんですけど……」と自信なさげに平成の記憶に残るラブソングとして教えてくれたのが、防弾少年団(BTS)の『Spring Day』(平成29年リリース)。「私は飽きっぽいので、歌もしばらく聞いていると飽きてしまうんです。でも、この曲はテンポとか曲調とか全部好きなので、飽きることがなくて。たぶん人生でいちばん多く聴いた曲です。ライブも、この曲を聴くのが楽しみで行くと言ってもいいくらい」と本当にお気に入りで、この曲への“愛”を物語るこんなエピソードも。「試合前のウォーミングアップとかでも聴くのですが、あまりに好きすぎて、試合中、この曲のメロディが頭から離れなかったことがあって(苦笑)。それぐらい好きな曲だし、今でもいちばん好きです」。

次の取材予定は、「宮里藍 サントリーレディス」(6月第2週)です。

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