2019/08/20

D-Cafeレポート

『新垣比菜、勝みなみ、小祝さくら Angels on the Fairway』 夏休みの思い出は?

新垣比菜、勝みなみ、小祝さくらという同級生仲良し3人組の近況をマンスリーでお伝えするこのコーナー。今回は、子どもたちが現在満喫中の夏休みでの思い出と、最近の自身のゴルフについて聞いてみました。

今季のベストフィニッシュ:ダイキンオーキッドレディス 2位タイ

 「夏休み中はずっと試合が詰まっていて、沖縄にはほとんどいなかった気がします」という新垣比菜プロ。それでも楽しかった思い出として挙げてくれたのが、沖縄市で開催される「沖縄全島※エイサーまつり」。沖縄にある※エイサーの全団体が集まる一大イベントだそうで、「私自身は踊らないんですけど(笑)、※エイサーが大好きで、それに行くのが子どもの頃から夏休みの一番の楽しみでした。同時に『オリオンビアフェスト』というライブイベントも開催されていて、それも友だちと一緒に行って楽しんでいました」。また、海も好きだという比菜プロ。ある年から、友だちと相談して毎年何か新しいことに挑戦しようと決めて、これまでパラセーリングやバナナボート、スキューバダイビングを楽しんできたのだとか。そのため、きっと泳ぐのも得意なのだろうと思いきや、「私、泳げないんです」と苦笑いする比菜プロでした。
※エイサーとは、本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつ。

 前週までの4試合で、予選通過が2試合、最高順位が25位タイと、夏場に入ってやや苦戦が続いている比菜プロ。自身の現在の状態について尋ねると、「たしかに、あまり調子はよくないですね。パッティングは、よく入っているわけではないですけど、すごく悪い感じでもないんです。だから、ショットがブレているのが原因だと思います。特にアイアンショットはよくなくて、春先にくらべるとセカンドショットがバーディチャンスについていない気がします」と自己分析。練習ラウンド中に太ももを叩く仕種を見せるなど、連戦で下半身に疲れがたまっていることもショットのブレにつながっているのかもしれません。調子を戻すには「やっぱり練習するしかないですね」と話す比菜プロ。それでも最後には、「早く調子を上げて、優勝争いができる状態にもっていきたいです」と笑顔で語ってくれました。

今季のベストフィニッシュ:パナソニックオープンレディース、中京テレビ・ブリヂストンレディス 優勝

 「夏休みの思い出といえば?」という問いに、「小学校の高学年から中学3年まではゴルフばっかりしていましたね」と笑う勝みなみプロ。では、どれくらいのペースでしていたのか聞くと、「いちばん多い年には13日間連続で18ホールをラウンドしていました」と驚きの答えが。さらに、「家族で旅行をしたのは私が小さい頃までで、行先も海じゃなくて温泉とか(笑)。友だちと初めて鹿児島の街に遊びに行ったのも中学に入ってからです」というように、ゴルフを始めてからの夏休みはゴルフ一色だったようです。ちなみに、ピースサインをしている写真は小学生時代に夏休み中に行なわれた大会の練習日に撮影したもの。みなみプロ(中央)と一緒に写っている友だちとは今も仲良しで、地元に帰るとカラオケに行ったりして遊んでいるそうです。

 今季のメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」に出場したため、国内ツアーには3試合ぶりの参戦となったみなみプロ。その「AIG~」では、初出場にして予選を通過し35位に入賞。それについて、「調子はよくなかったですね。特に最終日はティショットが曲がって、後半はフェアウェイキープがゼロ(苦笑)。そんな中で1アンダーで回って来れたのは奇跡といってもいいくらい。すごく粘れたので自分で自分をほめたいと思います」と語り、苦しい戦いの中でも手応えを感じたようです。ただ、現在の調子については、「ひと月くらい前のどん底状態からは少しだけ上がりましたけど、まだ全然ダメ(苦笑)。“これだ!”という感触はないです」とコメント。それでも、「このあいだ浅草のお寺でおみくじを引いたら、生まれて初めて“凶”が出て(笑)。だから、これからは上がってくるのかなと(笑)」と話していたみなみプロ。その言葉通り、大会では2日目にこの日のベストスコアとなる「66」をマークすると、最終順位で9試合ぶりのトップ10入りとなる9位タイでフィニッシュ。次戦以降が楽しみです。

今季のベストフィニッシュ:サマンサタバサ・レディース 優勝

 「北海道は学校の夏休みが短くて、8月中旬には終わってしまうんです。それにゴルフの試合も多いので、あまり夏休みに遊んだ記憶がないんですよね(苦笑)」という小祝さくらプロ。他のふたりと同様、さくらプロもゴルフ中心の夏休みを送っていたようです。それでも、たまにどこかに出かけたりしたことは? 「う~ん、あんまり出歩かなかったですね。夏休みはどこに行っても混んでいるし、もともと私は人混みがあまり好きじゃないので(苦笑)」。そこで、自宅で何をして過ごしていたのか尋ねると、「ゲームですね。友だちと? いえ、ひとりで(笑)。ひとりでニンテンドーDSとかのゲームをやっていました」。というわけで、さくらプロはゴルフから離れると意外にもインドア派のようです。

 7月中旬に開催された「サマンサタバサ・レディース」で待望のツアー初優勝を飾ったさくらプロ。それからおよそ1か月、優勝したことによって自分の中で何か変化したことはないか聞いてみると、「それが意外とないんです(笑)。優勝したという実感も本当になくて、まだないというか、シーズンが終わっても湧かないかもと思っています(笑)」と、いかにもさくらプロらしい答えが。そんなさくらプロは、優勝後もすでに2度トップ10に入るなど好調をキープ。ただ、プレーの中身には満足していないようで、「春先からずっと入らなかったパットはよくなったのですが、今は逆にショットがよくなくて……。特にアイアンがよくないので、今はそれを調整しています」。さらに今大会について、「空気が薄いせいか、ウッドもアイアンも時々思ったより距離が出るのでそこに注意してプレーしたいです」と話していたさくらプロ。結果は、相変わらず最終日に強いところを見せノーボギーの「67」で回り、見事7位タイに入賞。ツアー2勝目へ向け視界は良好です。

次の取材予定は、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月第4週)です。

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