今年の秋から来春にかけて発売されるダンロップの新製品の展示受注会が、このたび東京や大阪など全国各地で開催されました。
今回お披露目された新製品の中から、注目のアイテムをピックアップして2回にわたってご紹介。今回は《クラブ&ボール編》です。
初代から数えて11代目となるゼクシオのゴルフクラブが登場。今回、リブランディング(ブランド価値の再定義)を行い、多様化するゴルファーの価値観やニーズに合わせ、商品ラインアップを拡充したのが大きな特徴です。そのひとつが、従来モデルを進化、改良した『ゼクシオ イレブン』(以下、イレブン)。今回搭載された新技術「WEIGHT PLUS(ウエイトプラス)」テクノロジーは、クラブの手元に重量を集中させ、テークバック時のヘッドを支える力を軽減させることで、理想のトップ・オブ・スイングを可能にするもので、ヘッドスピードとミート率の向上、ひいては大きな飛距離につなげます。
また、ヘッドの飛距離性能も大幅にアップ。まず、従来、真ん中を厚く、外側を薄くしていたフェースの肉厚を、発想を変えて、真ん中を薄くするとともに、そのエリアを拡大。この「フラットカップフェース」により、中央付近の反発性能がアップしました。そして、新たに搭載された「スターフレーム構造」も画期的な新技術。ソール内部に☆状にリブ(突起)を配置することで強度を確保し、リブ以外の部分の薄肉化に成功しました。その結果生じた余剰重量をウエイトに使うことで慣性モーメントは過去最大になり、スイートエリアは従来モデルにくらべ72%も拡大。やさしく、遠くに飛ばすことができます。
『ゼクシオ イレブン』ドライバーの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p03.html
フェアウェイウッド、ハイブリッドも大きく進化。まず、両者ともグリップエンド部分を重くする「WEIGHT PLUS」テクノロジーを採用することで、理想的なトップ・オブ・スイングを実現。より速くて正確なインパクトを可能にしています。
また、ヘッドはソールの“たわみ”に着目。アベレージゴルファーに多い“下打ち”に対応するため、ボディのソール入口の肉厚の薄い部分をフェアウェイウッドで2ミリ、ハイブリッドで4ミリ、それぞれヘッド後方に伸長。それによってソール下部のたわみが大きくなり、高反発エリアはフェアウェイウッドで115%、ハイブリッドで84%も拡大。大きな飛びにつなげています。
『ゼクシオ イレブン』フェアウェイウッド、ハイブリッドの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p04.html
アイアンもウッドと同様に「WEIGHT PLUS」テクノロジーを採用。トップを安定させることで、飛距離と方向安定性のアップを図ります。また、構造をこれまでの3ピースから新開発の4ピースに変更。そして、従来はチタンフェースの位置を下げることで“下打ち”に対応してきたのに対し、このイレブンでは発想を転換し、チタンフェースの位置を上げるとともに、それを受けるボディ本体を薄く設計。ボディ、フェースの両方をたわませることで反発力とボールの上がりやすさが向上しました。
『ゼクシオ イレブン』アイアンの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p05.html
新たにゼクシオのラインアップに加わったのが『ゼクシオ エックス』。ゼクシオ未体験のないユーザーのために、ヘッドの形状・デザイン・打球音を一から開発した、まったく新しいモデルとなっています。
そのドライバーは、「しっかり振り切りたい」というゴルファーのために、総重量はイレブンより約20g重い299g(Sフレックス)。イレブンと同じく「WEIGHT PLUS」テクノロジーを搭載するとともに、ヘッドは、独自の「カーボン複合構造」を採用。チタンボディのソール部分に、比重の軽いカーボンを組み合わせて生じた余剰重量をヘッド後方に配分することで慣性モーメントが大きくなり、広いスイートエリアを確保。高い反発力を誇るフラットカップフェースとの組み合わせにより、ターゲットユーザーを満足させる大きな飛びを可能にしました。
『ゼクシオ エックス』ドライバーの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p03.html
『ゼクシオ エックス』フェアウェイウッド、ハイブリッドの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p04.html
『ゼクシオ エックス』アイアンの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p05.html
レディスゴルファーに絶大な人気を誇る『ゼクシオ レディス』も大きな進化を遂げています。「女性ゴルファーこそ、トップでのヘッドのブレに苦しんでいる」という想定のもと、ドライバーでは女性専用「WEIGHT PLUS」テクノロジーを採用。ヘッドは投影面積が大きく安心感のある女性専用形状に加え、イレブンと同じフラットカップフェースとスターフレーム構造という新技術を搭載。さらに、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンにもイレブンと同じ飛ばしのエッセンスを盛り込み、女性ユーザーを力強くサポートします。
『ゼクシオ レディス』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p07.html
『ゼクシオ ミルド パター』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p08.html
「キャビティアイアンのユーザーは、ウエッジもやさしいキャビティを」というコンセプトで開発された、ミスヒットがミスになりにくいウエッジ。プロ・上級者に人気の「RTX-4ウエッジ」にも採用されているフィール・バランシング・テクノロジーを進化させ、重心位置をアベレージゴルファーの平均打点位置に近いトウ寄りに設計。これにより、スピンとボールスピードのバラつきを抑え、アプローチをやさしくします。
また、ソールは、使用シーンを想定しロフトごとに、フルショット時のダフリを軽減する「Vソール」、バンカーショットがしやすい「Sソール」、フェースの開閉が容易な「Cソール」という3つの形状に設計。フェース面にもミーリングや溝などRTX-4と同じ最新技術を搭載することで、ウエット時など悪条件下でもハイレベルなスピン性能を発揮します。
『クリーブランド CFX ウエッジ』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_s92.html
クリーブランドからは、最新のアライメント技術を搭載した“最先端”という名のモデルが新登場。従来モデルにも搭載していた、ボールの半径である21.35ミリの高さに設定したアライメントマークにボールを合わせることで常に正しいアドレスをサポートする「2135 アライメント機能」を踏襲。それに加え、フェース面のトウ・ヒールにウエイトを配置する「前方重心設計」を採用。これにより、センターを外してもボールはまっすぐ転がり、横方向へのブレが減少。離れたところにあるカップをまっすぐ狙えます。
クリーブランド『FRONTLINE』パターの詳細はこちらをご覧ください。
https://sports.dunlop.co.jp/golf/clevelandgolf/frontline/index.html
従来のゼクシオボールの一部のユーザーからの「グリーン周りのスピン性能も欲しい」という声を受けて、ゼロベースで開発されたスピン系ボール『ゼクシオ エックス』。イレブンが、メインユーザーをヘッドスピード38~39m/s(ドライバーの場合)のゴルファーを想定しているのに対し、こちらは40~42 m/sのゴルファーを想定。スピン性能を高めるために、カバーの素材にやわらかいアイオノマーを採用。それに加え、ショートゲームでの高いスピン性能を達成するために、カバーのコーティング材に、スリクソンZ-STARシリーズと同じ高分子材料SeRM®を配合。その結果、ドライバー、アイアンで飛距離が出るだけでなく、9番以下のアイアンでスピンがかかり、グリーン周りではスピンで止めることができるボールに仕上がっています。
ゴルフボール『ゼクシオ イレブン』『ゼクシオ エックス』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p09.html