2020/01/14

XXIO製品情報レポート

《バッグは斬新な“INNOVATIVEライン”に注目!》ダンロップ 2019年・2020年ゴルフ用品新製品展示会レポート〈後編〉

昨秋、東京や大阪など全国各地で開催されたダンロップの新製品の展示受注会。そこでお披露目された注目のアイテムをピックアップしてご紹介する本コーナー。
後編の今回はゴルフシューズ、用品、ギフト、そしてヘッドギアが登場します。

 この春、新たに登場するのは、アシックスがフルマラソンを完走するために開発したランニングテクノロジーをゴルフシューズに採用し、高レベルのクッション性や快適性を実現した3つのモデル。まず、ソフトスパイク『GEL-COURSE DUO BOA』(2020年2月発売)は、アシックス独自の軽量ミッドソール「FLYTEFORM」をゴルフシューズとして初めて搭載。かつてない厚みがすぐれたクッション性を生み出します。また、メッシュ材とPUフィルム材を熱融着させたアッパー構造により、足をやさしく包み込むような非常にソフトな履き心地を実現。さらも、樹脂製のヒールカウンターをゴルフシューズとして初めてシューズ外部に装着。これにより、内部は高いクッション性を実現しつつ、かかとは高い安定感とフィット感を確保しています。

 ゴルフシューズ市場で年々シェアを伸ばし、愛用するツアープロも出現しているスパイクレスに、「GEL-COURSE DUO BOA」と同様、アシックスのランニングシューズのテクノジーをゴルフシューズに搭載した『GEL-COURSE GLIDE』『同 LADIES’』(2020年3月発売)。タウンユースを考慮して、アッパーには通気性と柔軟性に優れたメッシュ材を採用。暑い真夏でも快適な履き心地をキープします。もちろん、ソフトな足入れ感だけでなく、スイング時の安定感も確保しています。なお、アシックスのゴルフシューズは2020年からアメリカでも本格的に販売を開始。今回登場した3つのモデルもグローバルモデルです。

 “リブランディング”(ブランドの再定義)によって2つのラインが生まれたゼクシオのゴルフクラブ。それと同様に、バッグなどのアクセサリーにも、従来品を“正常進化”させた「レギュラーライン」と、ゴルフギアの既成概念にとらわれることなく斬新な素材や構造を採用した「INNOVATIVEライン」という2つのラインアップが誕生しました。このうち、INNOVATIVEラインのキャディバッグ『GGC-X117』(発売中)はコースや待ち合わせ場所までバスや電車で移動するゴルファーに特化したモデル。2.7kgという超軽量に加え、フードに隠れない口枠ハンドル(3方向)、電車やバスなどのポールに固定することで転倒を防ぐベルトなど、使い勝手を徹底追求しました。
 また、キャディバッグ『GGC-X116』(発売中)は近年、通勤用リュックなど様々なシーンに使われている杢調のデザインが特長。見た目に加え、用途は同じながら独特の形状をしたポケットなど、まさに革新的なモデルとなっています。さらに、キャディバッグをはじめ、キャリーバッグやトートバッグ、ポーチ、さらにボールまでトータルでコーディネートできる『INNOVATIVEライン Limitedシリーズ』も数量限定で発売中です。

ゼクシオ『INNOVATIVEライン Limitedシリーズ』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p19.html

ゼクシオ『INNOVATIVEライン Limitedシリーズ』の特設ページはこちらをご覧ください。
http://gp-net.co.jp/data/saruta/web/renewal_xxio/innovative/index.html

 これまでのゼクシオの流れを汲むレギュラーラインからは3つのNEWモデルをご紹介。プロレプリカモデルのキャディバッグ『GGC-X109』(発売中)は、リブランディングのコンセプトに基づきリデザイン。最近の流行である、使い勝手のよい口枠ハンドルを搭載したほか、輝度の強いエナメル素材をふんだんに使っています。また、キャディバッグ『GGC-X111』はゼクシオブランドの誕生以来、20年間常にベストセラーを誇ってきた定番モデルの新バージョン。新ロゴに変更したほか、ベーシックな白、黒の2色に、今流行のブラックチェックを追加しました。
 昨シーズン後半にダンロップ契約の女子プロたちがツアーで使用したキャディバッグ『GGC-X133L』(数量限定で発売中)は、ゼクシオのリブランディングを象徴するモデル。ブランドのイメージカラーであるシルバーに、ゼクシオの大きなロゴを配した、とにかく目立つバッグです。
 また、圧倒的な人気を誇るゼクシオのレディスキャディバッグもリニューアル。『GGC-X113W』(発売中)はチェックの柄を細かくするなどの変更を加えるとともに、材料をグレードアップし、耐久性が向上しました。

ゼクシオ キャディバッグ『GGC-X109』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p18.html

ゼクシオ レディスキャディバッグ『GGC-X113W』の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p23.html

 メンズ向けグローブはゼクシオブランドから3つのモデルが新登場。『GGG-X013』(発売中)は素手感覚でボールをコントロールしたいゴルファーのための全天候タイプ。スリクソンのグローブにも採用されている高機能素材「ナノフロント®」を進化させ、柔らかさとしなやかさが向上。楽にしっかり握ることができます。
 高級天然皮革(エチオピアンシープ)を採用した『GGG-X014』(発売中)も、素手感覚でグリップしたいゴルファー向け。羊革のきめ細かな表面がグリップに馴染んで密着性が高まるうえ、手の甲と指マチに伸縮素材を用いたことで指が曲げやすくなり、握り心地は快適です。
 そして、ベルトにあしらった「X」のロゴが印象的な『GGG-X015』(発売中)は、グリップ力を重視した全天候型。スイング時に力がかかる手のひら(合成皮革)部分にシリコンプリントを施すことにより、強力なグリップ力を実現。しっかりとクラブを握れるため、気持ちよく振り切ることができます。また、ゼクシオのレディスモデルも性能をアップさせて新発売。

ゼクシオ グローブの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p20.html

 ギフトもユニークで高機能のアイテムが多数登場。ゼクシオのラウンドバッグ『GGF-B6007』、ラウンドポーチ『GGF-B5015』、ボールポーチ『GGF-B2509』は軽くて水に強い東レの「ブリザテック」を採用。生地表面は高い撥水・防水機能を発揮しつつ、内部の湿気は外に放散する高機能素材が、内部を快適に保ちます。
 スリクソンのスクリューマグティ(ロング、ミディアムの2種類)は、ネジにより自分好みの高さに調整が可能。ヘッド部と脚部はマグネットでつながっていて、両者はインパクトの瞬間分離するため、振り抜きの良さは抜群です。また、スリクソンの距離測定器「ザ・ゴルフウォッチ ノルム」(GGF-M0001)は、いま話題のみちびきL1S(エル・ワン・エス)対応で、高精度でプレーをサポートします。そして、ゼクシオのボールギフト、タオルギフトも大きくリニューアル。従来はボールパッケージと連動させていたパッケージに、今回独自のデザインを採用。タオルも普段使いがしやすいシックな色味を取り入れています。
 そして、INNOVATIVEライン Limitedシリーズのキャディバッグのネームタグでも採用している黒桟革(くろざんがわ)を使用したマーカー・グリーンフォークギフト『GGF-60178』(発売中)。これは、国産黒毛和牛の革を、日本古来の伝統技法である「なめし」と「漆塗り」の技術を組み合わせて加工した「黒桟革」を、マーカーとフォークの柄部分にあしらった高級感あふれるアイテム。丈夫な桐箱入りで、大切な人への贈り物にぴったりです。

 ゼクシオのヘッドギアでは、クラブと同様、新たなユーザーの獲得をめざして開発したモデルが数多く登場。キャップ『XMH0104L』とバイザー『XMH0305L』は、「X(エックス)」のロゴをあしらったシンプルなデザイン。軽量で、撥水加工を施した本体と、TPU加工にオレンジのふちどりをつけたロゴの組み合わせが、これまでのゼクシオとは違う新鮮な印象を与えます。また、後頭部のくりぬき穴がないキャップ『XMH0106』は、内側にストレッチ素材を使用することで、伸縮性がかなり高いのが特長。頭のサイズの大きな人でもかぶりやすい上、頭の形に合わせてフィットします。さらに、キャップ『XMH0107』は、軽量、撥水機能に加え、ツバを通常より1㎝長くし、日よけ機能を強化。丸めてポケットに収納することもできるため、山登りなどゴルフ以外の多様なシーンでも活躍してくれます。
 一方、従来のゼクシオユーザー向けのモデルも新登場。キャップ『XMH0101』は、「キャップのロゴは小さい方が好き」というユーザー調査の結果に基づき開発したモデル。トレンドのニットデニム素材を採用し、小さなロゴとの組み合わせにより、カジュアルな仕様にしています。
 さらに、春以降に活躍しそうなレディス向けのヘッドギアもご紹介。スリクソンのレディスハット『SWH0154』は、夏の暑さをやわらげたいダンロップ契約の女子プロからの要望を取り入れて開発されたモデル。パット時に広い視野を確保できるよう、正面のツバに樹脂を入れて折れるようにしているほか、首の後ろが日焼けしないよう、後ろのツバを前より1㎝長くしています。また、ゼクシオのレディスバイザー『XWH0310』は、安定して高い人気を誇る定番商品のリニューアルモデル。大きなツバはUVを99%カットするほか、丸めてコンパクトに収納できる便利なアイテムです。