2020/04/01

XXIO契約プロレポート

《新企画! 月刊ゼクシオLOVE三姉妹》VOL.1 『ゼクシオ イレブン』で開幕に備えて調整中!

 今シーズン、青木 瀬令奈プロがツアーで使用する予定のゼクシオ・クラブのうち、今回ピックアップしたのが『ゼクシオ イレブン フェアウェイウッド』。現在、#5、7、9の3本がバッグに入っています。その特長は、青木プロいわく「とにかくボールが上がりやすいです」。さらに詳しく聞いてみると、「まず、ヘッドをボールにセットした時に、いかにもボールが上がってくれそうな感じがします。そして実際に打ってみると、打ち出しが高くてポンと上がってくれます。高さが出るということはグリーンで止まりやすいし、飛距離アップにもつながるので、いいことだらけだと思います」とニッコリ。青木プロのフェアウェイウッドの巧さはツアープロの中でも屈指。ゼクシオのフェアウェイウッドがショットの正確性をさらに高めてくれそうです。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、開幕が遅れている国内女子ツアー。青木プロは2月下旬は栃木県内のコースで、3月に入ってからは地元群馬県の白水ゴルフ倶楽部でラウンド中心の調整を行なってきたそうです。今回のオフは、飛距離アップをめざし新たなトレーニングを敢行。「横方向への身体の動きは方向性と関連していて、私は昔から得意にしているのですが、飛距離につながるタテ方向への動きが苦手で、力が逃げてしまっていることが分かったんです。それを改善するのがオフの最大のポイントで、スイングも大きく変えています」という青木プロ。そして現在の仕上がり具合について、「私は元々スロースターターなので(苦笑)、暖かくなるにつれて調子も上がっています。ショットの感触も、一昨日より昨日、昨日より今日の方がよくなっています」と笑顔でコメント。開幕に向けて、有意義な時間を過ごしているようです。

 アマチュア時代を含め8年間ゼクシオのクラブを愛用している新垣 比菜プロ。昨秋、契約プロの中でもいち早く『ゼクシオ イレブン ドライバー』の使用を開始したのも新垣プロで、今シーズンも同じドライバーでツアーを戦います。新垣プロに改めて「ゼクシオ イレブン ドライバー」の魅力について聞いてみると、「まず、前のモデルとくらべて初速が上がりました。すごくボールを弾く感じがあるので、その分、飛距離も5~10ヤードは伸びたと思います。それと、イレブンは弾道の高さがちょうどいいので、風が強い日でも安心して振れます。そこがいいところですね」と飛距離アップとボールの力強さを挙げていました。なお、新垣プロはオフのあいだにフェアウェイウッドの#3と#5も「ゼクシオ イレブン」をテスト。開幕から実戦に投入する予定とのことです。

 地元沖縄での開催で、所属先の主催トーナメントでもある「ダイキンオーキッドレディス」が中止となってしまった新垣プロ。大会に備え、このオフは会場となる琉球ゴルフ倶楽部で何度かラウンドしたそうです。「私が初めて出場したプロトーナメントでもあるのでとても残念でしたけど、みなさんの安全を考えれば仕方がないことだと思います。それに、正直に言うと、開幕まで、もうちょっと時間が欲しいなという気持ちもあったので、前向きにとらえて、しっかり準備しようと思います」と話す新垣プロ。今年のオフはずっと沖縄で過ごし、1月中は地元のジムにほぼ毎日通い、体幹や腰回りを鍛えたほか、ジャンプやダッシュなど瞬発系のトレーニングを実施。また、ゴルフに関しては、1月中は練習場で球を打ち込み、2月に入ってからはラウンドを中心に練習したそうで、「今年はアプローチショットの練習量を増やしました。試合が始まってみないと分からないけれど、いい感じで練習できていますし、他のショットも不安なく打てています」。その明るい表情からは、順調な調整ぶりがうかがえます。

 今年1月にプロ転向を果たし、今シーズン、ツアーデビューを果たす安田 祐香プロ。ルーキーイヤーのパートナーとして、安田プロがチョイスしたドライバーが『ゼクシオ イレブン ドライバー』。今年に入ってダンロップの「ゴルフ科学センター」を訪れ、スタッフ立ち合いのもと「ゼクシオ イレブン」をテスト。実戦への投入を決めた理由について安田プロは、「やっぱり“やさしい”ところですね。ミスしたかなと思っても、ミスショットにならないので。あと、ボールが飛び出していく角度が自分のイメージにピッタリですし、方向性も打感もいいです。あ、打球音もいいですね! 好きな音だし、最近、周りからも“いい音だね”とよく言われます(笑)」と話し、かなり高く評価している様子。アマチュア時代から高く評価されているティショットの正確性に磨きがかかりそうです。

 プロデビューに向けて安田プロが行ったオフのトレーニングは、地元・兵庫が拠点。筋力トレーニングは、腰痛予防を兼ねてお尻周りの強化に力を入れたそうです。また、ラウンドは、兵庫の複数のコースで行なったほか、2月半ばに1週間ほどタイで、2月下旬から3月上旬にかけて沖縄で実施。「コースではショートゲームの練習をたくさんしました。引き出しは多い方がいいので、いろいろな状況から、いろいろな打ち方を試しました。ただ、試合のセッティングでやるのがいちばん身につくと思うので、シーズンが始まってもたくさん練習したいなと思います」。そんな安田プロに、現在の仕上がり具合を聞いてみると、「準備は自分なりにできているかな? 多分ですけど(笑)。開幕してみないとどうなるか分からないけれど、早く試合がしたいです」と胸を高ぶらせていました。