Q:6月下旬の開幕戦「アース・モンダミンカップ」はプロデビュー戦になりましたね。緊張や特別な意識はあったのでしょうか?
安田:初日の朝一番のティショットはちょっとだけ緊張しました(笑)。でも、そこからは普通にプレーできました。目標がまず予選通過だったのですが、初日出遅れて、2日目もけっこう微妙な位置でのプレーになりました。でも、そういうギリギリの状況で最後までしっかり戦えて、その結果、予選を通過できたのは、いい経験になったかなと思います。
Q:開催コースのカメリアヒルズCCをプレーするのは初めてとのことでしたが、実際にプレーしてどんな印象をもちましたか?
安田:全体的にはプレーしやすかったのですが、ラフがかなり長かったですね(苦笑)。プロとしての初戦でしたし、開幕戦ということで、長いラフには慣れていないこともあって、そこからのショットでは難しさを感じました。
Q:大会前には、「スタッツを意識しながらプレーしたい」とおっしゃっていたそうですが、実際のスタッツを振り返っていかがですか?
安田:フェアウェイキープ率はそんなに悪くなかったのですが、パーオン率がかなり悪くて、アマチュアの頃とくらべてもよくなかったです。全体的にあまり調子がよくなかったのですが、特にアイアンショットに関しては調整しないといけないなと思いました。
Q:デビュー戦の4日間通算3アンダー・28位タイという成績を自己採点するとしたら何点でしょうか?
安田:うーん……100点満点で50、60点ぐらいですね。今までは、アイアンショットが悪いと言ってもグリーンには乗っていたのですが、開幕戦では引っかけてグリーンを外したりとか、とにかくミスが目立っていたので………。
Q:『ゼクシオ イレブン』のドライバーと3Wはいかがでしたか? 初めて実戦で使ったと思いますが。
安田:すごく助けてもらいました。私の場合、アイアンにくらべると、ウッドが苦手なんです(苦笑)。でも、『ゼクシオ イレブン』ドライバーは、すごく球がラクに上がってくれるので、ちょっと芯を外したかなという当たりでもそれなりに上がって、飛距離も出ます。3Wもボールが上がりやすかったし、これからも活躍してくれると思います。
Q:プロになって初めての賞金で、ご自分の財布を買ったそうですが、ご両親には何かプレゼントはされたのですか?
安田:あ、いえ(苦笑)。姉には、欲しいと言われていたワイヤレスイヤホンをプレゼントしたのですが、両親にはまだです……。でも、これからドーンと賞金をもらった時にプレゼントしようと思っています(笑)。
Q:開幕戦の後はどんな調整をしてきたのでしょうか?
安田:コースには週に2回ぐらいのペースで行ってラウンドをしていて、アイアンショットの調整に力を入れてきました。やはり私にとってはアイアンショットの正確さが強みなので、開幕戦のようなミスをしてしまうとスコアメイクがうまくいきません。逆に言うと、アイアンショットさえよくなれば、気分的にラクにプレーができると思っています。今は開幕戦にくらべると、ショットの感触はよくなってきていると思います。
Q:NEC所属の安田プロにとっては、まもなく始まる「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」はホステスプロとして迎える大会になります。気持ちの面で、他の試合との違いはありますか?
安田:うーん、どうですかね? とにかく初めての経験なので、ホステスプロというのがどういうものなのか、あまり分かっていないので(笑)。ただ、所属プロということで、他の試合より注目されるとは思うのですが、スタートしたら、いつも通りのプレーを心がけたいなと思っています。
Q:大会には、去年初出場して8アンダー、14位タイという成績でした。ご自身のプレーを振り返っていかがですか?
安田:私自身はけっこういいプレーができたんじゃないかと思っています。でも、あの大会は、どんどんスコアを伸ばさないと順位が上がっていかないので、そこは難しさを感じましたね。
Q:たくさんバーディが出る、伸ばし合いの展開というのは得意なのでしょうか?
安田:ショットの調子次第ですね。ショットがよければけっこうバーディも獲れるかなと思うので。あとは運ですかね(笑)。
Q:では、最後に今年の大会での目標を聞かせてください。
安田:はい。ホステスプロとして出場するので、大会を盛り上げるためにも、上位争いをしたいです。そのためには、アイアンショットでできるだけ多くバーディチャンスにつけて、そのチャンスを1つでも多くものにしたいですね。