2020/10/01

XXIO契約プロレポート

《新企画! 月刊ゼクシオLOVE三姉妹》 VOL.4-1  レベルアップした自分を結果で示したい。まずはトップ10をめざして ~新垣 比菜~

Q:まずは、最近のご自身の調子について聞かせてもらえますか?
新垣:はい。バーディが獲れていないわけではないのですが、コースマネジメントがうまくできずにスコアを落としてしまうことがありますね。先日の「デサントレディース東海クラシック」(9月第3週)でも、ティショットで打ってはいけない方に打ってしまったり、ラフからのセカンドショットをひっかけて池に入れたりして、大きなミスになってしまいました。

Q:すると、ショットの調子もあまりよくないのでしょうか?
新垣:いえ、ショットの調子はドライバーからアイアンまですごくいいんですよ(笑)。ただ、「デサントレディース~」のコースは、フェアウェイが狭いホールが多くて、ラフも思っていたより長くてきつかったんです。それでラフに入った時にうまく対応できなかった、という感じですね。

Q:たしかにあの大会では2日ともバーディを4つずつ奪っていましたね。
新垣:はい。それにあの大会ではパットもよかったんです。その前の週まではなかなかパットが決まってくれなくて、「うーん」という感じだったのですが(苦笑)、あの週はたまたま新しいパターを使ってみたら、それがすごくいい感じで。たぶん私の打ち方に合っているのだと思いますが、かなりバーディパットが入ってくれました。スリーパットもありましたが(笑)、パットに関してはよくなりそうな手応えを感じています。

Q:クラブについてお聞きしますが、アイアンも今シーズンから新しいモデル『ゼクシオ エックス』を使っていますよね?
新垣:はい。私はアマチュアの頃にはゼクシオのレギュラーモデルを使っていたのですが、プロになってからはずっと「ゼクシオ フォージド」を使ってきました。『ゼクシオ エックス』は、フォージドに近い感じで、ヘッドがシャープなので私には構えやすいです。

Q:新しいアイアンを選ぶ際には、どんなことを重視するのでしょう?
新垣:うーん、正直特にないんです(笑)。構えた時に気になるところがなければ使いますね。新しいモデルの方が性能はいいはずだし、やさしくなっていると思うので。

Q:実際に『ゼクシオ エックス』アイアンはやさしいと感じますか?
新垣:はい。私は5番アイアンからバッグに入れているのですが、5番でもボールが上がりやすいし、スピンもかかるのでグリーンで止まってくれます。去年までは、コースによって5番アイアンとハイブリッドを使い分けていたのですが、今シーズンは5番アイアンを使うことの方が多いかもしれません。

Q:先ほどショットもパットも調子はいいというお話がありましたが、今、ご自身が考える課題はあるのでしょうか?
新垣:今シーズンはまだ満足な成績を残せていないので、ファンや関係者のみなさんにご心配をかけていると思うのですが(苦笑)、私自身はあまり心配していません。スイングについても、去年は悩んでいる時期が長かったのですが、今は、もっとこうしなきゃという部分もないんです。だから私としては、これから少しずつよくなっていくんじゃないかと感じています。

Q:実戦感覚についてはどうですか? これまでは試合の間隔が空くこともありましたが。
新垣:そうですね。でも、今年に入って5試合以上プレーしているので、実戦感覚はもう戻っていると思います。あとはしっかりコースマネジメントをして、大きなミスをなくせればと思っています。

Q:では、最後に、この秋のご自身の抱負を聞かせていただけますか?
新垣:はい。まず、これからはしばらく試合が続くので、そこはすごくありがたいですね。ただ、今年は去年より自分がレベルアップできているなと感じるものの、それが結果になって表れていません。だから、まずはアンダーパーのラウンドを増やしていって、それができたら60台をめざします。そして、早いうちにトップ10に入れればいいなと思います。