3日目に大会コースレコードタイとなる8アンダー「64」をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばし、2位に2打差をつけ単独首位に浮上した小祝だったが、最終日は一転、耐えるゴルフとなった。
後続の追い上げにより、3番ホール終了時点でリードがなくなり、
「全然伸ばすこともできなかったので、今日は(優勝は)厳しいんじゃないかと一瞬思った」
という小祝。それでも、続く4番でこの日最初のバーディを奪い、すかさず単独トップに立つ。その後、再び首位に並ばれて迎えた13番パー4。小祝はフェアウェイ中央からの第2打をピンの左およそ7mに乗せると、スライスラインを見事に読み切りバーディ。一歩抜け出すと、続く5ホールはすべてパーをセーブし、この日1アンダー「71」、通算17アンダーでホールアウト。終わってみれば、後続にスタート時と同じ2打差をつけ、うれしい今季初優勝を飾った。
「本当に思い通りにいかない1日だった。すごく長く感じたし、タフな1日でした」
最高気温が31.8°を記録する暑さ中での1打をめぐる厳しい戦いを振り返った。そんな小祝が勝因として挙げたのが、9バーディを奪う猛攻を見せた前日のプレー。
「(3日目に)伸ばせたのが優勝へのカギになりました。昨日がなければ優勝できなかった」
そして、パーオン率も4日間通算でトップ(87.5%)を記録。今季トータルでもツアー第3位(※注:自己最高は2018年の第10位)と精度が大きく向上している。
飛距離と正確性を高い次元で両立し、ショットメーカーとしてさらなる進化を遂げた小祝のゴルフを、高い飛距離性能とスピンコントロール性能を誇る『スリクソン Z-STAR XV』をはじめとするスリクソンのギアが強力にサポートした。
「今年こそ賞金女王になるのが目標。それを達成するためにも、まずは1勝を、前半戦のうちにしたいです」
今季開幕直後にそう語っていた小祝。その言葉通り、悲願達成のための最初の目標をクリアした。
小祝の次の戦いは、今週開催される海外メジャー「全米女子オープン」。自身2度目のチャレンジとなる世界最難関の舞台でも、好調なショットを武器に活躍を見せてくれることを期待したい。
なお、今大会では、トップと2打差の2位タイに菅沼 菜々が入ったほか、5位タイにディフェンディングチャンピオンの勝 みなみとルーキーの尾関 彩美悠が入賞するなど、〝Teamスリクソン〟が大いに躍動した。
《小祝 さくら選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:スリクソン ZX5(9.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX (#3、#5)
■ ハイブリッド:スリクソン(#3、#4)
■ アイアン:スリクソン(#5〜#7)、スリクソン ZX7 (#8〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド(50°、58°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア:スリクソン SMH1130X
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:スリクソン GGP-S006
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。
菅沼 菜々 2位T
《菅沼 菜々選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:ゼクシオ エックス ツアーモデル(8.5°)
※DUNLOP FITTING STORE限定モデル
■ フェアウェイウッド:ゼクシオ エックス (#4、#7)
■ ハイブリッド:ゼクシオ エックス (#5、#6)
■ アイアン:ゼクシオ エックス(#5〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE(48°、52°、56°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア:スリクソン SMH1130X
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:スリクソン GGP-S006
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。