今回の〝ゼクたび〟の参加者は男性9名、女性3名の計12名。昼過ぎに宮崎空港に集合したみなさんはバスに乗り込み、宮崎県都城市にある(株)ダンロップゴルフクラブを訪れました。
同社は、ダンロップのゴルフクラブの製造工場として1989年に稼働を開始し、年間数百万本ものクラブを製造。ゼクシオブランドのクラブも、2000年に初代モデルの生産を開始して以来、現在の12代目モデルまで、ここで組み立てを行い、国内やアジアなどに出荷しています。
工場に到着したみなさんは、スタッフから工場の概要や工程について説明を受けるため、まずは会議室へ。その冒頭では、前週の鹿児島での試合で今季初優勝を飾ったばかりの青木 瀬令奈プロの「どうぞツアーを楽しんでください」というビデオメッセージが流されました。
続いてみなさんは2グループに分かれ、一般には公開していないゼクシオのクラブの生産ラインを見学。シャフトの製造工程では、実際に手に取り、そのあまりの軽さに驚く光景が見られました。
ゼクシオのクラブが、長年にわたって蓄積してきたノウハウと厳密なデータ管理、スタッフの熟練の技によって生まれるのを目の当たりにして感心されたのか、見学を終え、会議室に戻ったみなさんからは思わず拍手が。その後に行われた質疑応答では、「シャフトに対する考え方が変わりました」「ゼクシオを使ってみようと思います」という声が聞かれました。
工場見学後、参加者のみなさんは再びバスに乗り込み、今回の宿泊先である、日向灘を目の前に望むホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」に移動。同ホテルに隣接する「シーガイアコンベンションセンター」内にある和室で夕食をとり、翌日のプレーのための英気を養いました。
ツアー2日目。
実は、宮崎では前日まで雨が続いていたのですが、この日は南国らしい青空がのぞく絶好のゴルフ日和となりました。
参加者の一部の方は、フェニックスゴルフアカデミーのドライビングレンジで練習。また、ゼクシオの最新モデルに興味があるという方のために、『ゼクシオ12』などの試打用クラブをご用意しました。
今回のツアーでプレーしていただいたのは、国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント(DPT)」の舞台としておなじみのフェニックスカントリークラブ。27ホールあるフェニックスCCのうち、DPTと同じく「高千穂コース」(DPTではOUT)、「住吉コース」(同IN)という順にラウンドします。
参加者のみなさんは、高千穂コース1番ホールのティーイングエリアで記念撮影を行ったあと、午前10時過ぎにティーオフ。中には、今回のツアーのおみやげとしてお渡しした、「ゼクたび」のロゴ入りの『ゼクシオ リバウンドドライブ』でさっそくプレーされる方もいました。
フェニックスCCは3月でも、フェアウェイとラフは濃い緑色で、真っ白なバンカー、青い空との取り合わせが鮮やか。各ホールの両サイドに続く松林も同コースの名物ですが、トッププロでもプレッシャーを感じて打ち込んでしまうほどで、参加者のみなさんも松林には悩まされた様子。さらに、午後には風も出てきて、スコアメイクに苦心されたようですが、
「フェアウェイの洋芝がすばらしい。また来たい」
「いやぁ、もう一度プレーしたい。明日にでもやりたいです」
と、多くの方が日本屈指の名門コースでの再プレーを希望していました。
こうして春の宮崎でのゼクたびは無事に終了。参加者のみなさんにとっては、ゴルフ尽くしの濃密な2日間となったようです。