残念ながら予選を通過できなかった沖縄での開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」について、そう振り返る小祝 さくらプロ。ただ、1週間のオープンウィークを挟んで迎えた2戦目の「Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント」では見事に立て直し、10位タイでフィニッシュしました。その自身のプレーについて、
「仕上がり具合としては、まだ60%ぐらいでした。コースセッティングがすごく難しい中、大崩れはすることはなかったですけど、もったいないボギーもかなりありました。今後、そういったことを減らしていくのが課題ですね」
と話す小祝プロ。まだシーズン序盤ということもあり、実戦感覚を磨いている最中のようです。
シーズンオフには、前半は打ち込み、後半はラウンドを中心に調整を行ったという小祝プロ。特に意識したのが100ヤード以内のショットの精度アップだそうで、
「まだシーズンが始まったばかりですけど、100ヤード以内の感触としては、今年が一番いいんじゃないかなと感じています。『Vポイント~』でも結構上手くいったし、ドライバーもよかったので、すごく自信につながりました」
と、早くもオフの練習の成果を感じ取っている様子。「Vポイント~」では、パーオン率も3位(3日間平均)を記録しましたが、そんな小祝プロが昨年9月から愛用しているアイアンが『スリクソン ZXi7 アイアン』です。
昨シーズンは年間2勝を挙げ、メルセデス・ランキングで4位に入るなど、キャリアハイに迫る活躍を見せた小祝プロ。その昨シーズンについて聞いてみると、
「なんだか例年とあまり変わらず、〝前にも似たような年があったなぁ〟と思いました(笑)。なので、特別よかったという感じはないのですが、それでも、自分の中では、シーズンを通してすごく安定したプレーができていたと思います」
と、安定感のあるプレーができたことには納得している様子。ただ、やはり100パーセント満足とはいかないようで、
まだ本調子ではないと話していた小祝プロですが、今季3戦目の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」の最終日には本来の実力を発揮しました。29位タイで10番ホールからティオフすると、ハーフターン後のアウトで「31」をマークするなど、当日のベストスコアとなる7アンダー「65」でプレーし、トップと2打差の通算8アンダー・単独2位でフィニッシュ。早い時期での今季初優勝に大きな期待がかかります。
昨年から今年にかけてのシーズンオフは、例年以上にアイアンショットの練習に時間をかけたという尾関プロ。その理由について尋ねると、
「私は、毎年パーオン率がよくないんです(苦笑)。ティショットはいいのですが、2打目以降のショットでなかなかバーディチャンスにつけられなくて……。だから、今回のオフはセカンドショットの精度を上げて、どれだけバーディチャンスにつけられるかを課題に練習しました。いつもの年よりラウンド回数を増やして、寒い日でもラウンドするようにしました」とコメント。続けて、
「アイアンのシャフトを、オフの間からいろいろ試していて、それが固まっていないので、まだ調整中というのが本音なのですが、自分に合うシャフトを早く見つけて、徐々に調子を上げていけたらいいなと思っています」
と、クラブを調整しつつ自身の復調を見据えていました。
パーオン率アップをめざす今年の尾関プロにとって、アイアンとともにカギになりそうなのがフェアウェイウッドとハイブリッド。合わせて6本をバッグに入れていますが、フェアウェイウッドは、昨秋から『スリクソン ZXi シリーズ』の#3と#5を愛用しています。
と、構えやすさと操作性のよさを高く評価しています。さらに、
「以前は、3Wの弾道が高すぎるかなと感じていたのですが、このZXiに替えてから、ちょうどいい高さになりました。スピン量が減って高さが抑えられて、ランも出るようになりました」
と自身にフィットしていることを強調していました。
とはいえ、平均ストロークは、自身としては初めて71を切る「70.9807」を記録するなど、着実にレベルアップも果たしています。
「リカバリー率が高かった(5位)ことで、たぶん1年を通して安定した成績を出せたのかなと思います。それに、平均パット数(パーオンホール:10位、1ラウンド平均:6位)や、フェアウェイキープ率(8位)も今まででいちばんよかったので、それも安定感につながったのかなと。だから、やっぱりパーオン率を上げないと(苦笑)」
と自身の進歩とともに、課題も挙げてくれた尾関プロ。そして、最後に今季の目標について、
「今シーズンこそ優勝できるように。頑張ります!」
と笑顔でツアー2勝目を誓っていました。
ルーキーだった昨年、メルセデンスランキング63位とシード権獲得まであと一歩に迫ったあと、ファイナルQTで20位となり、今季のツアー前半戦の出場権を獲得した菅 楓華プロ。プロ2年目の今シーズンは、みなさんご存じの通り、沖縄での開幕戦で最後まで優勝争いを演じた末に2位タイに入ると、翌週の「Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント」では単独2位入賞と、好スタートを切っています。
「バンカーショットでは、これまでのウエッジとはスピンのかかり方が全然違って、すごくスピンが効くなと思います。それと、アプローチでは〝音〟がすごくよくて、いいショットがイメージできます」
と、新しいウエッジを高く評価。また、高いサンドセーブ率は、オフの練習とも関連しているようで、
「去年は本当にサンドセーブ率が悪くて、バンカーに入れたらほぼ2パットという感じだったので(苦笑)、もっとバンカーショットの練習をしないといけないなと。それで、オフに重点的に練習しました。その結果、アプローチもそうなのですが、かなりよくなってきたと思います」
とコメント。ショートゲームの進歩が好成績につながっていると言えるでしょう。
タフなコンディションでの優勝争いを見る限り、早くもその成果が表れているようです。さらに、
「上位でプレーできているのは、やっぱり自信がついたのが大きいと思います。ミスショットをしてもバンカーに入っても〝まだ大丈夫だ〟と思えるようになったので、去年とくらべると、そこが結構変わったかなと思います」
と話すように、精神面での成長も躍進を支えています。
そんな菅プロは、地元・宮崎で開催された今季第3戦「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でも、2日目にベストスコアとなる6アンダー「66」をマークし首位タイに浮上。残念ながら最終日は順位を下げたものの6位タイに入り、開幕戦から3試合連続となるトップ10フィニッシュを果たしました。好調をキープしている今、ツアー初優勝への期待は高まるばかりです。