スポーツブランドとしてのダンロップをより深く知ってもらおうと昨年開催したイベントが、今年、対象をタイヤや生活用品にも広げた〝事業横断〟フェスにスケールアップ! 『ALL DUNLOP FES』〈主催:(株)ダンロップスポーツマーケティング、住友ゴム工業(株)〉と題し、5月30日(金)、31日(土)の2日間、東京・丸の内の丸ビル内で開催しました。昨年に引き続き参加費はすべて無料。小さなお子さんからビジネスパーソン、さらに海外からの観光客まで、幅広い層の皆さんにお楽しみいただいたイベントの模様をレポートします。
イベントのメイン会場となったのは、丸ビル1階のマルキューブ。解放感あふれる吹き抜けの大空間に、グリーンを基調にしたブースを設営しました。床に敷かれていたのは、ダンロップのスポーツ用人工芝で、明治神宮野球場などでも使用されている「ハイブリッドターフ」です。
ダンロップブランドを身近に感じていただける体験型コンテンツのひとつとして、今回ご用意したのが、ダンロップが企画・販売するゴルフシミュレーター「SDR ~Produced by DUNLOP~」を使った「1 on チャレンジ」。1人3球ずつショットし、見事ワンオンに成功した方には、「スリクソン TRI-STAR」のオウンネームボール1個をプレゼント(他に参加賞としてダンロップの各ブランドのステッカーを進呈。他のコンテンツも同様)。参加された中には、ゴルフクラブを初めて握るという方もいて、担当スタッフにグリップの方法やスイングの仕方を教えてもらいながら、楽しそうにチャレンジしていました。
ダンロップゴルフスクールのインストラクターによる「ワンポイントレッスン」も大きな人気を集めました。レンタルクラブをご用意し、整理券を配布して受付。スクールでも使用しているスイング解析機でスイング分析を行いながら、一人につき約10分間、スクールレッスンを体験していただきました。レッスン料が無料とあって、こちらのコーナーにも、この日がゴルフ初体験という方々が参加。ご自身のスイング映像を見ながらインストラクターの解説に耳を傾けていました。
昨年大好評だったテニスの体験型コンテンツが今年も登場。ダンロップのテニスラケットを使い、トスマシンから飛び出すボールを打ち返します。1人が打てるのは10球で、壁に空けられた大中小3つの穴(的)に見事打ち込んだ方には、ミニテニスボールのキーホルダーをプレゼント。老若男女、テニスの腕前もさまざまな皆さんがチャレンジし、土居 美咲プロ(後述)もトークショーの途中で参加し、見事成功させていました。
体験型コンテンツは、どれも行列ができるほどの人気ぶりでしたが、中でも、ご家族での参加が多かったのが「ワンパットチャレンジ」です。今回ご用意したのは2ホールで、1ホールにつき3球ずつ、計6球のチャレンジが可能。見事ワンパットでカップインさせた方には、イラストがプリントされた「スリクソン AD SPEED」4種の中からいずれか一つをプレゼント。東京駅に直結するロケーションということもあり、海外からの旅行客の皆さんが興味津々に眺めては自らも参加し、パットが決まると歓声を上げていました。
今年新たに加わったタイヤでも体験型イベントをご用意しました。ダンロップの次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」を使った空気圧点検です。まず、司会者が機器や手順を説明しながら、ダンロップの担当スタッフがデモンストレーション。その後、来場者の中から参加者を募り、実際に空気圧を点検していただくというイベントを、2日間で計11回実施しました。ここでも海外からの旅行客の皆さんが積極的に挑戦。作業後には、ダンロップ製の作業用ゴム手袋「パワフルフィット」シリーズ(後出)をプレゼントしました。
ダンロップの契約アスリートによるトークショーを今年も実施しました。初日(30日)は、国内女子プロゴルフツアー12勝・賞金女王(2008年)という実績を誇る古閑 美保プロが昨年に引き続き登場。17時台と18時台の2回、司会者を相手にトークを展開しました。ゴルフと健康、ゴルフと仕事の関係性、今後の目標など、話題は多岐にわたり、ゴルフに役立つ日常的にできるストレッチ方法なども紹介。2回のショーともに、最後はお客様とジャンケン大会を行い、勝ち抜いた方にはゼクシオのキャップにサインを書き入れてプレゼントしていました。
2日目(31日)の午後に2度トークショーを行ったのが、昨年に続く出演となったテニスの土居 美咲プロ。WTAツアー(シングルス)1勝・オリンピックにも2度出場し、現在は国別対抗戦で女子日本代表のコーチを務めています。1度目のトークショーでは、テニスを始めたきっかけや基礎練習の大切さを話したあと、スリーショットテニスで力強いショットを連発し拍手喝采。さらに来場者を代表して、10歳の女の子と、このイベントのために大阪から上京したという女性にワンポイントレッスンを実施しました。また、昨年のこのイベントをきっかけにゴルフを始めたという土居プロ。2回目のトークショーの冒頭では、ダンロップゴルフスクールのインストラクターによるレッスンを体験し、パワフルなスイングを披露していました。そして2度のトークショーの最後はジャンケン大会を行い、勝った方にはダンロップのアンブレラにサインを入れてプレゼント。会場には大きな拍手が起こっていました。
ブースの外周にはさまざまなダンロップ製品を展示しました。ゴルフ関連では、松山 英樹プロが2021年のマスターズ優勝時に使用したクラブやキャディバッグを、松山プロの等身大パネルとともに展示。また、松山プロや菅沼 菜々プロとツーショットが撮れるARフォトコーナーも設置し、土居プロのバージョンもご用意しました。
また、タイヤ関連では、メジャーリーガーの大谷 翔平選手のTVCMでおなじみの次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」を展示したほか、大谷選手の等身大パネルを設置。来場者の皆さんは思い思いにツーショットを楽しんでいました。
さらに、DUNLOPヒストリークイズと体験型コンテンツを組み合わせた「DUNLOPラリー」も実施。クイズに全問正解し、コンテンツを体験した方は、豪華賞品が当たるカプセルトイに挑戦。見事1等を当てたお客様には、松山プロの直筆サインが入ったスリクソンのキャディバッグをプレゼントしました。
マルキューブをぐるりと取り囲む3階の回廊でも、ダンロップの各事業の製品を多数展示しました。
ゴルフ関連では、契約プロゴルファーのサイン入りオウンネームボールのほか、スリクソン、ゼクシオ、クリーブランドゴルフの最新のゴルフクラブを展示。また、テニスラケットの最新モデル、eスポーツ用サポーター「ダンロップゲーミングマッスル」、スポーツカジュアル「DUNLOP REFINED」のアパレル&シューズも展示しました。
生活用品関連では、車いす用スロープ「ダンスロープ」や前出の作業用ゴム手袋「パワフルフィット」シリーズを出展。
さらに、住友ゴム全体のSDGsの取り組みとして植物由来のバイオウレタンカバーを採用したNEW SRIXON Z-STARシリーズを展示したほか、2025大阪万博の住友館で6月中旬から販売予定のSRIXON×metacolのティ・マーカーのセットなども初公開。そして、DUNLOPラリーのクイズにも使用されたダンロップブランドヒストリーのパネル、ラリーの豪華賞品も展示しました。