2025/09/25

D-Cafeレポート

《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン開幕直前! 安田 祐香プロ インタビュー》初日のプレーがカギ。今年も優勝して大会を盛り上げたい

D-cafe:ツアー初優勝から1年が経ちました。
安田 祐香プロ(以下、安田):そうですね。あっという間です(笑)。
D-cafe:昨年大会は悪天候のために2日目が中止になり、最終日はインコースの9ホールでの争いになりました(27ホールの短縮競技)。安田プロは9ホールで4つのバーディを奪いましたね。
安田:はい。初日からショットの調子がよかったですし、好きなコースでもあるので、最終日が9ホールになった時点で攻めていこうと思いました。ボギーを打ってもすぐにバーディを獲り返すことができたし、すごく集中できていたと思います。
D-cafe:終わってみれば、2位に3打差をつけての快勝でした。
安田:そうですね。でも、途中までは混戦でしたし、どんなに2位を引き離して最終ホールを迎えても、やっぱり最後まで気が抜けなかったです。
D-cafe:最終日の4つのバーディの中で特に印象に残っているのは?
安田:10mくらいのロングパットが決まった11番(パー3)もそうですし、セカンドショット(※)がピンそば30cmについた16番(パー4)のバーディも印象に残っています。

D-cafe:先ほど、試合会場の利府ゴルフ倶楽部は好きなコースだと言いましたが、どんなところが好きなのでしょう?
安田:説明するのが難しいのですが(苦笑)、全体の印象がいいということと、適度にアップダウンがあって歩きやすいところですかね。それと、メンテナンスがよくて毎年きれいなので、プレーしていて気持ちがいいです。

D-cafe:その一方で、難しさを感じるのはどんなところですか?
安田:やっぱりグリーンで、毎年速いイメージがあります。去年は初日から雨が降ったので軟らかかったのですが、今年練習日にプレーした感じでは、例年より硬いなと思いました。なので、今年はさらにグリーンが難しくなるんじゃないかと思います。
D-cafe:今年は序盤にツアー2勝目を挙げて、現在のメルセデスランキングは25位です。最近の自身のゴルフを分析すると?
安田:ショットとパットが噛み合わなくて、モヤモヤするゴルフが続いている感じです(苦笑)。ショットはいいのに、パットが入らなくて、スコアに結びつかないことが多いですね。ただ、調子自体は悪くないと思っています。

D-cafe:今年も優勝争いに加わるには、どんなことがポイントになるでしょうか?
安田:やっぱり初日が大事だと思います。去年は初日に7アンダーというスコアが出ました。今年もそういうゴルフを再現できたら、いい流れができて、決勝ラウンドでも上位でプレーできると思うので。

D-cafe:では、最後に大会への意気込みをお願いします。
安田:はい。〝ダンロップ〟とつく大会なので、ホステスプロの1人として大会を盛り上げたいですし、今年も優勝できるよう頑張りたいです。
D-cafe:ありがとうございました。大会連覇に期待しています!

(※)月に1度、ファンとJLPGAの選手による投票で選ばれるJLPGA「PLAY OF THE MONTH」を受賞。