「Aシャフトだと物足りない。でもメンズのRシャフトは重くて振り負けてしまう」。今、そんな“中間ゾーン”にいる女性ゴルファーが増えています。
スイングが力強くなり、メンズクラブを勧められることも増えた。でも18ホールを振り切る自信まではない……。そんな悩みを抱える女性ゴルファーの代表(!?)として話を聞かせてくれたのが、ゴルフタレント“せとはる”こと瀬戸晴加さん。
瀬戸さんは今回、12月6日(土)に発売される待望の最新作『ゼクシオ 14 レディス』にラインアップされた、進化系『レディスR』シャフトを試打。彼女の試打インプレッションはいかに?
瀬戸晴加(せと・はるか)/ 1990年生まれ、東京都出身。身長158cm。ベストスコア72。ヘッドスピードは37~38m/s。 “せとはる”の愛称で親しまれるゴルフタレント、リポーター、実業家。メディア活動の傍ら、プロモーションマーケティングのキャリアを活かし、ゴルフを軸としたブランドコラボレーションやイベント企画を多数プロデュースしている。自身のゴルフ愛をもとに、リアルな女性ゴルファーの声を代弁する発信にも力を注ぐ。YouTube:瀬戸晴加の無限にGOLFチャンネル / Podcast:瀬戸晴加と無限にGolfトーク(Spotify)/ Instagram:@setoharu_golf
“仕事のリサーチ”のつもりで始めたゴルフが思いのほか難しくて、『これはハマる』と確信。バレエやムエタイで鍛えた体幹を生かして練習を重ね、8か月で100切り、ベストスコアは72。気づけばどっぷり“ゴルフ沼”にハマっていたという瀬戸さん。そんな彼女のスコアアップを支えてきたのがゼクシオです。
「初めてのクラブはゼクシオ11のLシャフト。ゼクシオって一度使ったら手放せなくなる安定感がありますよね。飛距離も方向性もバランスが良くて、頼りがいがあるし、かといって扱えない難しさもない。すごくいいクラブです」
現在のセッティングはドライバーのみメンズクラブ(Rシャフト)。それ以外はレディスのRシャフトに鉛を貼って調整しているといいます。
「全番手をメンズクラブに振り切れないのがまさに、『Aだと物足りない、でもメンズだと振り切る自信がない』という理由です。レディスは軽すぎたりつかまりすぎたりすることもあって、メンズは常に視野に入れています。でも、朝5時起きのラウンドが連日あったり、移動が多くて疲れていたりする中で、18ホールをメンズクラブで回り切れる自信がなくてモヤモヤしていました。ハードスペックなら“すごい一発”が出るけれど安定しないし、疲れてしまったらスコアはまとまりませんからね」
そんな瀬戸さんにとって、新たな『レディスR』は、欲しかったところに刺さる一本。
「ゼクシオにはレディスRのラインアップがもともとありましたが、今作はより明確にAとの差が出る設計になっているようです。まさに“待ってました!”という仕上がり。たぶん一番喜んでるの、私です(笑)」
ゼクシオを長く愛用してきた彼女が、今回注目の『ゼクシオ 14 レディス』Rシャフトをどう感じるのか。さっそく、その打ち心地を確かめてもらいました。
『ゼクシオ 14 レディス』は、ゼクシオならではの安定感に、“一撃の飛び”という快感をプラスした最新作。世界初採用の新素材「VR-チタン」と新テクノロジー「ULTiFLEX」によりフェース全体がしなやかにたわみ、初速性能とやさしさが飛躍的に向上しました。“今日イチショット”が何度でも狙えるような設計です。さらにショットの安定性を高める「New ActivWing」がヘッドのブレを抑え、打点のばらつきをスマートに補正。爽快な打音も健在です。
シャフトはユーザーのタイプに合わせた2タイプ。やさしくボールをつかまえたい方はL・Aシャフトを。そして「そろそろレベルアップしたい」「しっかり振り切りたい」という女性に向け、「SPEEDER NX DST for XXIO」のレディスRシャフトがラインアップ。軽さとしなやかさの中に芯のある振り心地です。
実際に手に取った瀬戸さんいわく、デザインもこれまでとは一味違うよう。
「ネイルのような艶感のあるパールホワイトがおしゃれで可愛いですね。差し色のサーモンピンクもコテコテすぎず、女性ゴルファーのアイデアや意見がたくさん反映されているのがわかります。ホワイトはヘッドが大きく見えるので「これなら打てる!」という心強さがあります。
ブルーの方は、前作よりもグレーがかったスタイリッシュな青で、上品で洗練された印象です。クラウンがグラデーションになっていて、丸みがあって大きく見えすぎず、構えやすいです。落ち着いていて私好みの素敵なデザインですね。どちらもスッキリとシンプルなデザインで、飽きずに長く使えそうですね」
『ゼクシオ 14 レディス』のドライバーは、女性ゴルファーの打点傾向を分析し、ヒール側に反発エリアを広げた女性専用設計。ミスしても初速が落ちにくく、安定した飛距離と理想の弾道を実現します。
試打1球目にして、トラックマンでの計測値はトータル199.8ヤード! ドライバーの悩みだったというスピン量も1発目から理想値に。
「今までのレディスクラブにはない“コシ”がありますね! でも、シャフト重量が39gと重すぎないから、すごく振りやすいです。インパクトでパワーがしっかりボールに伝わる打ちごたえがあります。打音もいいですね。打った瞬間に“決まった”ってわかる音で、ナイスショットのうれしさが倍増します」
トラックマンの計測値でも安定した飛距離が続き、瀬戸さんの表情には驚きと納得が見えました。
「メンズクラブだとヘッドやグリップが重くて、どうしても切り返しで力が入ってしまうんですけど、これは軽くてもしっかり感があるので、自分のスイングのままラクに振って飛ばせました。重いクラブに振り回されるような感覚がないのがうれしい。軽やかで頼れる、気持ちよく飛ばせる一本です」
「やっぱり多くの女性がゴルフクラブに求めるのは飛距離だと思います。でも“飛び性能”だけを追うと、難しくなったり、方向性がブレたりしてスコアをまとめるのが大変になることもあると思うんです。『ゼクシオ 14』はその点、大きく飛んでブレが少なくて、やさしく飛ばせる。本当にすごいクラブだと思います」
『ゼクシオ 14 レディス』は、ドライバーだけでなくフェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンまですべてが女性専用設計です。地面から打つフェアウェイウッドやハイブリッドには「New CANNON SOLE」や「Edge Cup Face」を採用。フェース下部を薄肉化することで自然に球が上がり、安定した飛距離を生み出す仕組みに。実際に打ってみた瀬戸さんも、このやさしさをすぐに実感したそう。
「フェアウェイウッドは白いヘッドの方が大きく見えて構えやすいです。フェアウェイから打つときは“上がるかな~”と不安になることもありますが、この形なら自然と上がってくれる安心感がありますね。普段、フェアウェイウッドはレディスRを使っているので、よりシャフトの硬さを感じることができました。2打目で飛距離を稼げるのは女性にとって本当にうれしいですね。
ハイブリッドもすごく打ちやすくて、つかまりがよく、初めて打ったのにしっかり距離が出ました。どんなライからでも安定した弾道でショットできそうです。今回新しく加わった8番ハイブリッド(ロフト35°)は、アイアンが苦手な人にも心強いと思います。
アイアンも打点のばらつきに強く、やさしく飛ばせる印象。ウッドからアイアンまでの流れが自然で、構えたときの安心感が共通しています」
試打を終えた瀬戸さんは、全体を振り返ってこう語ってくれました。
「見た目にも安心感があって、どんなライでも構えやすいと思います。ウッドからアイアンまでバランスがよくて、どんなシーンでも余計な緊張を感じずに振り切れる。そのやさしさと信頼感が、ゼクシオらしさだと思います」
一連の試打を通して感じた瀬戸さんの言葉には、リアルな実感がこもっていました。
「これまでのレディスRシャフトよりも、体感で1.5段階くらいしっかりしています。でも、極端にメンズ寄りになっていないのがいいところ。軽やかに振り切れて、それでいて抜群の飛距離が出るのがうれしいですね。
ゴルフを真剣に頑張っていて、“2026年こそ安定して80台、90台を出したい!”という方にはとくにおすすめです。握力や体格が平均的でも、飛距離やスコアをもっと伸ばしたいという女性にちょうどいい強さだと思います。
ハードスペックのほうが飛ぶと思っている人、意外と多いですよね。でも、やっぱり大事なのは自分に合っているかどうか。やさしいクラブで気持ちよく振れているときのほうが飛ぶこともあるんです。『ゼクシオ 14 レディス』のレディスRシャフトは、無理せず飛ばせる強さを感じられる一本だと思います」
(2025年12月6日発売)
※Rシャフトは2026年1月発売予定
【PICK UP】
ラクに飛ばせて気持ちよく止まる“ハイパー”なボール
「XXIO HYPER RD」も新登場!
11月7日に新登場の「ゼクシオ ハイパー アールディー」は、女性ゴルファーの“もっとラクに、もっと気持ちよく飛ばしたい”を叶えるボール。ハイパーな飛びで楽にグリーンオン、まっすぐ飛ぶから2打目がラクになり、グリーン上ではしっかり止まる。ショットのたびに頼もしさを感じられる存在です。
“ハイパーな飛び”を生むのは、高打ち出し・低スピンを可能にする「リバウンドフレーム」構造と、高い空力性能で弾道を伸ばす新開発ディンプル。「ゼクシオ 14」シリーズの最新テクノロジーとの相乗効果で、高初速・高打ち出し・低スピンという理想の弾道を実現します。
「ゼクシオ ハイパー アールディー」は、ヘッドスピード30~38m/s前後の女性ゴルファーにとくにおすすめ。軽い力でもしっかり飛ぶ、やわらかく心地よい打感です。ゼクシオクラブと組み合わせれば、両者の高初速・低スピン性能がかみ合い、さらに飛距離アップ。テストでは他社クラブと比べて+5.5ヤード以上の差も確認されています。
ホワイト、プレミアムホワイト、ライムイエロー、プレミアムピンクの4色展開で、好みに合わせて選べるのもポイント。ゼクシオユーザーはもちろん、そうでない方も、このボールを試さないのはちょっともったいないかもしれません。
【価格】
ドライバー¥101,200
フェアウェイウッド(#3、#4、#5、#7、#9)各¥64,900
ハイブリッド(H4~H8)各¥50,600
アイアン5本セット(#7~9、PW、SW)各¥154,000
アイアン単品(#5、#6、AW)各¥30,800
★カラー:ブルー、ホワイト
★シャフトフレックス L、A:ゼクシオMP1400Lカーボンシャフト、レディスR:SPEEDER NX DST for XXIOカーボンシャフト
ゼクシオ ハイパー アールディー(カラー:ホワイト、プレミアムホワイト、ライムイエロー、プレミアムピンク)各¥7,590(1ダース)
『ゼクシオ 14 レディス』の詳細はこちら
『XXIO HYPER RD』の詳細はこちら