ゼクシオ25周年、おめでとうございます。私も2000年生まれなので、ゼクシオとは同級生です(笑)。
初めてゼクシオのゴルフクラブを使ったのは高校2年生の時でした。その年にダンロップ・モニターにしていただいて、ダンロップのボールやクラブを使い始めたのですが、ボールとウッド系はスリクソンを、アイアンはゼクシオを選びました。
アイアンは9代目の「ゼクシオ ナイン」だったのですが、それまで使っていたアイアンと比べてヘッドが少し大きめだったので、「構えた時に安心感があって、打ちやすいな」というのが第一印象でした。それと、飛距離が出るのも特長で、ジュニアの大会に出て、他の選手がハイブリッドで打つような距離をアイアンで打てたことが何度もあったのを覚えています。
高校3年生で「日本ジュニアゴルフ選手権」(2017年大会)に優勝した時も、ウッドはスリクソンでアイアンはゼクシオという組み合わせで、それは翌年のプロテストに合格した時も、プロになってからも変わりませんでした。
そんな私がゼクシオのドライバーを使うようになったのは、球筋を意識するようになったのがきっかけでした。アマチュアの頃は、自分の持ち球がドローなのか、フェードなのかをあまり考えずにプレーしていたんです。それが、プロになってツアーに出ているうちに、フェードとかドローを意識するようになって、ある時に、「私の持ち球はやっぱりフェードだ」と気づいて。そうしたら、ドライバーのヘッドの形とかフェースの向きが気になるようになったのですが、そんな時に見せてもらったのが「ゼクシオ エックス ドライバー」の2代目モデルでした。
構えてみたらヘッドの座りがよくて、フェースもターゲット方向にまっすぐで、「これはめちゃくちゃいい」と。それですぐに試合で使い始めて、2023年8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝をした時には、ドライバー、4W、7W、5Hの4本が「ゼクシオ エックス」でした。そして、同じ年の秋に3代目モデルを使い始めてすぐに10月の「マスターズGC レディース」で2勝目を飾ることができました。
私がゼクシオのドライバーを使ってきて感じるのは、やっぱり構えた時の安心感。ヘッドの座りがいいのでスッと構えられるし、安心してティショットが打てます。もちろん、“飛ぶ”のも大きな魅力です。女子ツアーも年々距離のあるコースが増えてきているのですが、それでもパー4のセカンドショットをアイアンで打てるのは、やっぱりドライバーが飛んでくれるからだと思います。
フェアウェイウッドに関しては、“とにかく曲がらない”というイメージがあるので、安心して振れます。それと、高さもしっかり出てくれるので、ロングホールでツーオンを狙いたい時にはいいですし、高く上がるのでボールが止まってくれるというよさもあります。私の場合、フェアウェイウッドの番手はずっと4Wと7W。ティアップしたら、たぶん4Wよりも3Wの方が飛ぶと思うのですが、芝から打つとあまり飛距離は変わらないし、4Wのほうが高く上がってキャリーが出るので、4Wはかなりのお気に入りです。構えた時に安心感があると言いましたが、他のクラブと比べて、球がラクに上がってくれて、より簡単に飛ばせるのも、ゼクシオのすべてのクラブに共通する魅力だと思います。
そして、最新モデルの「ゼクシオ 14」ですが、初めて「ゼクシオ 14+ ドライバー」を見せてもらった時には、マット仕上げのヘッドが新鮮でカッコいいなと思いました。実際に打ってみると、出る球が強くてボールスピードが上がって、飛距離が平均で5ヤードはアップしました。
去年、ゼクシオ・アンバサダーになれた時にはすごくうれしかったですし、やっぱり注目度が上がる分、「ちゃんとしなくちゃ」というか、恥ずかしくないプレーをしないといけないなと思いました。
2025年はQTランキング102位という、どん底からのスタートだった私ですが、5月にツアー3勝目を挙げることができました。2026年はもっといい成績が残せるよう、ゼクシオと一緒に頑張りますので、みなさん、引き続き私とゼクシオをどうぞよろしくお願いいたします。
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