2026/04/08

XXIO契約プロレポート

《 青木 瀬令奈&菅沼 菜々 ゼクシオアンバサダー通信 》ツアー開幕からの1カ月を振り返り。現在の調子と今シーズンの目標は!?

 開幕戦から4試合連続で予選を通過し、直近2試合は11位と順調な滑り出しを見せている青木 瀬令奈プロ。中でも印象に残っているのが2戦目の日台共催競技「台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント」だそうで、
「本当に出場してよかったなと思います。大会には一昨年も昨年も出たのですが、今年はJLPGAが加わったことで距離がとても長くなって難しくなりました。風も今年は特に強かったのですが、難しいコースでプレーすることで自分の課題が全部わかって、練習への意欲がすごく湧きました」。
 自分のやるべきことが明確になったことで、翌週の「Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント」では練習のポイントを絞ることができた上、台湾の難コンディションでのプレー直後だったためにコースが例年よりやさしく感じられたことも好成績につながったと言う青木プロ。ただ、プレー内容については、
「小技はけっこうよかったのですが、自分の感覚の中では、まだまだ身体とショットが噛み合っていない部分がたくさんありました。そこは一つひとつ調整していきたいなと思っています」
 と、満足していない様子。それでも、フェアウェイキープ率が8割を超え、ツアーで1位に立っていることについて尋ねると、

「たしかにドライバーは安定していますね。私自身はまったく気づいていなくても、ギャラリーや見に来てくれた知人に『今日は一回もフェアウェイを外していなかったですね』と言われて、『あ、そうだったんだ』と(笑)」
 と青木プロ。ショットがまだ本調子ではない中でのティショットの正確性はさすがです。

 そんな青木プロが昨年9月から愛用しているのが『ゼクシオ 14+(プラス)ドライバー』。ロフト調整やシャフトのフィッティングは行ってきたものの、エースドライバーとして君臨しています。
「ゼクシオと言えば、ミスが出にくいイメージがあると思うのですが、『14+』はまずミスが出ません。新しいゼクシオは、それくらい安定感がワンランク上がった気がします。それと、今回は“一撃の飛び”というキャッチコピーがついていますが、試合をしていて〝今日イチ〟が一日に何発も出るなという印象があります。アマチュアの皆さんも、今日イチとか、『何番ホールのショットがよかったな』とか、いいショットは覚えていると思うのですが、私もそういうショットが高確率で出るんです」。

『14+ ドライバー』の安定感と飛距離を絶賛する青木プロは、今季の開幕戦から『14+ フェアウェイウッド』の#5、#7、#9もバッグイン。
「最近のフェアウェイウッドはヘッドが大ぶりになってきている傾向があって、アマチュアの皆さんには安心材料だとは思うのですが、インテンショナルに曲げたり、いろいろな球を打ちたい私としては、やっぱりヘッドは小ぶりなほうがいいんです。その点、『14+』のフェアウェイウッドは小ぶりなので操作性がいいし、ラフからでも抜けがいいので楽に打てます」
 と、ヘッドのサイズを実戦投入の決め手に挙げていました。

 昨シーズンを振り返り、「ずっと怪我と向き合っていたし、こんなに身体のことを考えたシーズンはなかったんじゃないかなと思います」と話す青木プロ。
 序盤戦は、一昨年秋に骨折した両足の種子骨(親指の付け根部分)の痛みがあったため治療やケアを優先。初日に上位につけた試合も、足が持たずに順位を落としてしまったそうです。6月になって、ようやく自身のゴルフの内容に目を向けられるようになったものの、秋には手の指も負傷。それでもメルセデスランキングで37位に入り、シード権を守ったのは立派としか言いようがありません。
 ただ、そうしたケガの影響もあって、シーズンオフの練習は例年とは違ったものになったようで、

「トレーニングは、ラウンドしながら罰ゲームとしてスクワットをやったり、バットを振ったりしたぐらいで、ラウンドをメインに練習しました。グリーンの状態がいい、ツアーを開催するトーナメントコースでプレーして感性を磨くことに力を入れました」
 と、実戦を想定した練習を重ね、開幕戦の舞台となった沖縄の琉球ゴルフクラブでも合宿を行ったのだとか。そうして迎えたプロ15年目のシーズン。

「足の状態はすごくよくて、去年や一昨年とは雲泥の差ですね。今は、プロアマトーナメントでゲストのボールを探しに走ることも全然できちゃうし(笑)、身体は仕上がっているかなと思います」
 と明るい表情で話す青木プロ。そして、今シーズンの目標についても、
「やっぱり6勝目を早く挙げたいです。目標はそれに尽きます。やっぱりプロゴルファーは勝ってなんぼなので」
 と力強く語ってくれました。

 自身にとっての今季の開幕戦となった「Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント」(3月第4週)で、単独7位に入賞する好スタートを切った菅沼 菜々プロ。まずは、その感想から聞いてみました。
「私は去年まで(自身の)開幕戦は、7年連続で予選落ちしていたんです(苦笑)。だから、試合前は不安だったのですが、一方で、このシーズンオフはすごくトレーニングをしたし、練習もすごく頑張ったので、自分の中で〝今年はちょっと違うな〟という感じがあったんです。結果は、勝てなかったけれど優勝争いができたし、トップ10に入れたのですごく安心しました」。

 ツアー会場で久しぶりに顔を合わせたプロ仲間たちから指摘されたのが身体のこと。
「みんなから『身体がガッシリして大きくなったね!』と言われました。マシーンを使ったトレーニングで下半身と背筋をたくさん鍛えた成果だと思います」
 と笑う菅沼プロ。ちなみに背筋を鍛える「デッドリフト」と、お尻周りを鍛える「ヒップスラスト」は、それぞれ80キロと130キロのウエイトを使ってトレーニングをしたそうです。

 その成果はドライバーの飛距離アップに表れたようで、
「それまでも、練習ではすごく飛んでいる実感はあったけれど、他の選手と一緒に回ってみないと実際のところは分からなくて……。でも、試合で一緒にプレーしてみて、やっぱりすごく飛んでいるなと実感できました」
 と、確かな手応えを感じている様子。トレーニングは、シーズンが始まった現在も自宅やホテルの部屋で続けているそうです。

 昨シーズンに比べて、大きく伸びたというドライバーの飛距離。いったいどれくらい伸びたのでしょうか。
「〝盛ってるでしょ?〟と言われるからあんまり言いたくないんですけど(笑)、絶対に10ヤードは飛んでいて、芯に当たった時は、それプラス7~8ヤードは飛んでいると思います」(菅沼プロ)
 トレーニングによってヘッドスピードがアップしたのが要因でしょうが、「クラブのおかげでもあります」とつけ加える菅沼プロ。

 エースドライバーは青木プロと同じ『ゼクシオ 14+(プラス)ドライバー』で、
「球が簡単に上がるんですけど、私がドライバーでこだわっているスピン量は2,400~2,500rpmに抑えられているので、強い球で飛んでくれます。打感も、音もいいです。見た目は、マット仕上げがカッコいいし、ヘッドの座りがいいので安心感があります」
 と、あらゆる点で満足している様子。さらに「私にとってはビッグニュースなんです」と話すのが、これまでのフェアウェイウッドの#4に代えて#3をバッグに入れていること。

「今まで#3はボールが上がりにくいと思っていたのですが、『14+』の#3は、球が上がりやすくて、キャリーもしっかり出るので、めっちゃ飛ぶんですよ。『Vポイント~』でも、最終日にパー5でツーオンを狙ったら、当たりが薄かったのにキャリーが210ヤードちょっと出て、グリーン近くまで行きました。直進性もすごくあるし、#3を入れてよかったなと思いました」
 と新たな武器に満足気の菅沼プロ。なお、『14+』は、ドライバー、スプーンに加え、フェアウェイウッドの#4と、ハイブリッドの#5、#6も愛用中です。

 昨シーズンはQTランキング下位での参戦となり、出場できる試合が限られていたものの、自身4戦目の「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」(5月第1週)で2年ぶりとなるツアー3勝目を達成。完全復活を印象づける優勝を飾りました。ただ、シーズン全体を振り返ると、反省点もあったようです。

「優勝できたのはよかったのですが、そこからすごく体重が落ちてしまったし、ゴルフの調子もイマイチという状態がずっと続いてしまいました。自分の中では、いちばん調子がよかった(シーズン2勝を挙げた)2023年の時のスイングをめざしていたけれど、なかなかそこに戻すことできなくて、もどかしさがすごくありました」。
 ただ、先述したように、飛距離はアップして以前と同じレベルに戻り、シーズンオフの練習によって、スイングも非常にいい感覚でできているそうです。

 さらに、ティショットの精度を上げるために、シーズンオフの合宿では、狭いホールを選んで打ったり、フェードとドローを打ち分けたりしたのだとか。課題にしていた100ヤード以内のショットの練習にもじっくり取り組んだことで「去年より成長できたかなと思います」と話します。
 そんな菅沼プロに、改めて今シーズンの目標を聞いてみました。
「体重を増やすとか、パーオン率を上げるとか、平均ストロークを縮めるとか、いろいろ目標はあるのですが、いちばんの目標はやっぱり複数回優勝です。それと、優勝できなくても、出場した試合では常にトップ10に入ることですね。強い選手というのは、基本的に常に上位にいるイメージがあるので、今シーズンは私もそういう選手をめざしたいと思っています」。