2026/04/22

D-Cafeレポート

《リラックス・トーク TEAMスリクソン男子プロ編①》 2026シーズンが本格スタート!狙うのはもちろん優勝 ~ 生源寺 龍憲・塚田 よおすけ・岡田 晃平 ~

生源寺 龍憲(27)

◇2025年の戦績
・賞金ランキング:2位
・ベストフィニッシュ:優勝2回(東建ホームメイトカップ、JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品)

 昨シーズンは、ツアー初優勝と2勝目を挙げることができて、賞金ランキング2位、そしてポイントランキングでは1位になることができました。そういう点はよかったと思います。一方でスタッツを見ると、サンドセーブ率は上がった反面、フェアウェイキープとパーオン率は自分では少し低いなと感じたので、そこは改善したほうがいいのかなと思います。
 それと、昨年12月に挑戦したPGAツアーの予選会で、最終まで進めなかったのは残念でした。自分の未熟さというか、「自分はまだまだなんだな」ということを痛感しましたし、今年はしっかりクリアできるように戦っていきたいと思っています。

 アメリカのQTから帰ってきたあと、年内は挨拶回りとかしてバタバタしていたのですが、年が明けてからは、タイやインドネシア、それに福岡で合宿をしました。ショット練習やラウンドもしましたが、トレーニングをメインにずっとやっていた感じです。

 去年1年間、フルシーズンを戦ってみて、最後までしっかり戦い切ることはやっぱり難しいなと感じたので、このオフは、しっかり持久力をつけて、ケガをしにくい身体づくりにも取り組みました。トレーニングのおかげで、飛距離も少し伸びたかなと思います。
 スイングに関しては、去年から大きなチェンジはしていなくて、球を打ち分ける練習をして、その部分を強化したぐらいです。

 ボールは今年も『スリクソン Z-STAR』を使います。去年の途中でスイッチしたのですが、僕のフィーリングでは、やっぱり『Z-STAR』は風に対して強い球が打てると感じます。風のある中でも、力強く飛んでいってくれる感じがあるし、スピンコントロールもしやすくなりました。ドライバーショットからショートゲームまで、全体的にバランスよくプレーできるのが『Z-STAR』だと思います。

 日本で開催されたアジアンツアーの「インターナショナルシリーズ ジャパン」(4月第1週)では、3日目こそ8~10m/sの風が吹いてスコアを落としてしまったのですが、それ以外の3日間はいいプレーができました。ドライバーショットはすごくよかったですし、ウエッジショットの感触もよかったです。3月のニュージーランドでの開幕戦(ISPS HANDA Japan-Australasia Championship)から、少しずつ新しいことにトライしていて、今はまだ模索中という感じなのですが、それがいい方向に進んで、少しずつ結果につながってくれればと思っています。

 今年は、国内ツアーを主戦場にしつつ、日本の試合がない7月、8月はヨーロッパの下部ツアーに行こうと考えています。それと、世界ランキングの資格で出られるアジアンツアーも、スケジュールが許せばプレーしたいと思っています。
 具体的な目標は特にないのですが、今やっていることの延長線上に求めるものがあると思っているので、やるべきことをしっかり継続していくことが大事だと思っています。それと、シーズンを通していいパフォーマンスを発揮するためには、やっぱり身体づくりがすごく大事になってくるので、そこに重点を置いて、シーズン中もしっかり継続してやっていきたいと思っています。

 あとは、海外メジャーにも行きたいですね。できるだけ早く行って、どんなものなのか自分の目で見たいし、その世界観も感じたい。それを感じれば、自分がもう一つ上に行ける可能性も見えてくるし、世界観もより広がるかなと思います。とにかく行ってみないことには何も始まらないので、早く行きたいと思っています。

塚田 よおすけ(40)

◇2025年の戦績
・賞金ランキング:22位
・ベストフィニッシュ:優勝(ダンロップフェニックストーナメント)

 去年は、野球にたとえるなら〝代打逆転サヨナラ満塁ホームラン〟みたいなもので、いい年でした。秋までは苦しかったのですが、11月中旬の「ダンロップフェニックストーナメント」で勝つことができて、賞金ランキングでもキャリアハイ(22位)。〝終わり良ければすべてよし〟とは、本当にこういうことを言うんだなと(笑)。欲を言えば、1年を通じてバタバタしないでやれればよかったのですが、それはそれとして、去年は去年でよかったと考えて、次の年はまた一から新たにスタートする。これは毎年自分で決めていることなんです。
 それと、僕は毎年開幕前に課題を決めて1年をスタートするのですが、やっぱりシーズンの途中でその課題が変わってくるんです。自分の身体の状態と一緒で、調子も変わってきますし。調子も気持ちも、上下するにしても波はあまり高くない方がいいので、今年は少なくとも心は穏やかにやっていきたいなと思っています。

 シーズンオフは、毎回のことですが前半はあまりゴルフはしませんでした。年末から家族で韓国に行って、年越しも韓国でしました。子どもたちは、向こうの料理があまり口に合わなかったみたいで可哀そうなことをしましたけど(苦笑)、まあ、楽しんでくれたんじゃないかと思います。

 オフの前半は他にも家族サービスをして、練習とトレーニングを始めたのは2月になってから。例年と比べると、今回はトレーニングを多めにやりましたね。僕は上半身に比べて下半身が弱いんです。なので、今年は1年間しっかり戦えるよう、下半身のウェイトトレーニングを重点的にやりました。
 その成果はまだ分かりませんが、疲れにくい身体にはなったと思います。僕も今年で41歳になるし、みんな足腰から弱くなってくるので、ゴルフをするしないにかかわらず、下半身は鍛えたほうがいいですよね。

 今年は、3月上旬のニュージーランドでのツアー開幕戦と、今月上旬のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ジャパン」のほかに、その間に開催された競技にも出場しました。いつもの年は、国内開幕戦を手探りでプレーする感じなのですが、今年は去年より1カ月以上も早く開幕したし、その後も間隔を空けずにずっとプレーしてきたので、今の時期にしては試合勘はあると思います。というか、こんなに早い時期に仕上がって、まともなゴルフになっているのは珍しいんじゃないですかね。

 去年の終盤の数試合は調子が上がって、いいプレーができたので、今シーズンも同じゴルフができればすごくいい年になると思うし、そうなれば一番いいのですが、やっぱり今年は今年ですからね。それに、今年、僕は本厄なんです(苦笑)。まったく気にしていないのですが、それでも一応厄払いには行ってきました。そこは昭和な人間なので(笑)。

 春先は夏場とは芝質も違うので、序盤戦は試合に慣れることで、たぶん調子も上がっていくと思うので、そこは自分でも楽しみです。
 去年、宮崎であんなふうに勝つことができて、自分も周りも盛り上がったので、あの感触をもう一度、できれば何度でも味わいたいですね。40代でなかなかできることではないとは思いますけど、目の前のことをコツコツやっていけば、できるんじゃないかと思っています。

岡田 晃平(24)

◇2025年の戦績
・賞金ランキング:38位
・ベストフィニッシュ:4位タイ(中日クラウンズ、ロピアフジサンケイクラシック)

 去年はシード権をキープできたことはよかったのですが、何度か優勝争いに絡んだのに、そのチャンスを生かせなかったのは残念でした。なので、もう少し頑張りたかったなという思いがあります。

 どうして勝てなかったのかというと……単純に自分が下手くそだったから(苦笑)。それに尽きると思います。優勝するにはメンタルも大事なのでしょうが、技術的にはまだまだで、自分では全然うまいと思っていないんです。勝負どころでいいショットを打つということも、まだできていないので、もう少し全体的にレベルアップしたいなと思います。
 それと、勢いでゴルフをしているところがあるので、ある時点までは行けるのですが、そこから先が……。なので、いいショットを打つためにも、もう少し落ち着いてゴルフができるようにならないといけないなと思います。

 今年の1月はまったくクラブは握らずに、トレーニングばかりしていました。去年と同じで、トレーナーさんにメニューを組んでもらって、近所のジムに行って、腰のケアをしながら下半身を中心にウェイトトレーニングをしました。
 練習やラウンドを始めたのは2月に入ってからです。練習場にはほとんど行かずで、週に2~3回ぐらいのペースでラウンドをしていました。そのラウンドも、今年はずっと関東のゴルフ場でして、ラウンドしない日はトレーニングをしている感じでしたね。
 その合間には、「エイムポイント」(※)を習いに行きました。もともと僕はライン読みがあまり得意ではないんです(苦笑)。それでパッティング全体の改善も含めて習うことにしました。
 習うようになって、ラインの読みがだいぶ合うようになりました。それと、エイムポイントでは、自分で測って打ち出すところを決めて、そこに向かって打てばいいので、構えてから、ラインについてあれこれ考える必要がないんです。その意味ではパットをするのが楽になったので、取り入れてよかったなと思います。

(※)正式名称は「エイムポイント・エクスプレスリード」。足ウラの感覚でグリーンの傾斜を読み、指の数で打ち出す方向を表してカップインする確率を高めるグリーンリーディング技術。

 ニュージーランドでのツアー開幕戦(ISPS HANDA Japan-Australasia Championship)は、決勝ラウンドでは順位を落としてしまいましたが、予選を終えた時点では首位タイに立っていたし、いいプレーができました。その2週間後に国内で行われた非公式の試合も、レギュラーツアーの選手がたくさん出ている中でトップ10に入ることができました。それを考えると、調子は悪くないし、いつもの年より仕上がった状態で国内開幕戦を迎えられたと思います。

 クラブに関しては、去年とまったく同じセッティングで、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンの#5は『スリクソン ZXi シリーズ』、#5以下のアイアンは『スリクソン Z-FORGED II』、ウエッジは『クリーブランドゴルフ RTZ』です。シャフトを含めて今のクラブがベストだと思っているので、今年もこれで戦います。

 僕にとって今年はプロ3年目になりますが、今年こそツアー初優勝をしたいと思っています。そして、初優勝だけでなく2勝目もしたい。複数回優勝できるように頑張りたいと思っています。それと、これは以前から言っていることですが、海外でもプレーしたい。シーズン終盤になりますが、アメリカやアジアのQTを受けたいので、それまでに国内ツアーで結果を残して、より行きやすい状況を作りたいと思っています。そのためにも、まず初優勝したいですね。