2026/05/27

D-Cafeレポート

《祝・今季初優勝! 菅沼 菜々プロ スペシャルインタビュー》ドライバーもアイアンもショットは好調。複数回優勝をめざします

D-cafe:「NTTドコモビジネスレディス」での今季初優勝、そしてツアー通算4勝目おめでとうございました。
菅沼 菜々プロ(以下、菅沼):ありがとうございます!

D-cafe:あの試合を振り返ってほしいのですが、初日が7アンダー「65」で2位タイ、(雨で中止になった1日を挟み)2日目に5アンダー「67」をマークして単独トップに立ちました。
菅沼:はい、予選の2日間もいいプレーができました。あの2日間は、めちゃめちゃショットがよかったんです。パットが入ったというより、ショットでたくさんバーディチャンスにつけられた感じでした。

D-cafe:最終日は2位に2打差をつけてのスタートでしたが、優勝できそうな予感はあったのでしょうか?
菅沼:いえ、全然。2打差はあってないようなものなので、勝てそうだとはまだ思っていませんでした。ただ、浜野GCでは去年の試合(※前身の「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」)で勝ったし、グリーンが自分に合っていて得意なコースなので「もしかしたら勝てるかも……」という気持ちはありました。

D-cafe:スタートして2番ホールから3連続バーディを奪いましたが、そのときの心境は?
菅沼:まだ余裕はなかったです。私だけがスコアを伸ばしていたわけではなくて、優勝争いをしていた選手もバーディを獲っていましたから。ただ、10番ホールで、10mを超えるバーディパットが入って。3日間に決まったバーディパットの中では、あのパットがいちばん長かったと思いますが、あれでたしか3打差になったので、少しだけ「いけるかな」と思いました。

D-cafe:そして、13番ホールではチップインバーディ。あれはお見事でした。
菅沼:ありがとうございます(笑)。あれはボールにすごく泥がついていたし、すごく難しいライからだったので、ボールがどこに行ってしまうかわからなかったんです。上手く打つことはできたのですが、ちょっと強かったし、まさか入るとは思っていなかったです。

D-cafe:決まった瞬間は両手を挙げて何度もジャンプしていましたね(笑)。
菅沼:はい(笑)。アプローチする前は、キャディさんと「ボギーになっちゃうかも」と話していたので、入ったときはめっちゃうれしかったです! 優勝するときって、やっぱりああいう奇跡みたいなことが起こるので、「今日は優勝できるかも」と思いました。

D-cafe:さらに16番、17番と連続バーディで、最終的には5打差の圧勝でした。
菅沼:私は〝圧勝〟に憧れがあったんです。なんだか言葉の響きがすごくカッコいい気がするからです。それを実現できたので本当にうれしかったです。

D-cafe:ツアー通算4勝目になりましたが、それまでの優勝と比べて違いはありましたか?
菅沼:そうですね……自分が強くなったといちばん感じられた勝ち方だったかもしれないです。最後の最後まで攻めて、終盤にバーディが獲れたし、5打差もつけられたし、強さを見せられたかなと思います。

D-cafe:それにしても、あの試合ではドライバーショットが飛んでいましたよね。(計測ホールだった)16番ホールでは、2日目が284ヤード、最終日も286ヤードを記録しました。
菅沼:はい。風がフォローだったし、アドレナリンも出ていたと思いますけど(笑)、あのホールのドライバーショットの感覚はすごくよかったです。

D-cafe:現在愛用している『ゼクシオ 14+ ドライバー』ですが、改めてどんなところが気に入っていますか?
菅沼:まず〝顔〟がいいのと、ヘッドの座りがいいので構えやすいところです。それと、スピン量が2400~2500rpmですごく理想的なんです。たぶん、どの選手もそれぐらいを目指していると思うのですが、それぐらいのスピン量がいちばん飛びます。ちょうどいい高さに上がってくれるし、球が強くて風に負けないので、前のモデルと比べると確実に10ヤード、芯を食った時には、それにプラスして7~8ヤードは飛びます。まあ、私がシーズンオフに筋トレを頑張ったからでもあると思いますけど(笑)。

D-cafe:シャフトも去年までとは違うそうですね。
菅沼:はい。手元がしっかりしていて、先が走るシャフトに替えたのですが、『ゼクシオ 14+』のヘッドとの相性がよくて、すごく振り抜きがいいので、気持ちよく振れます。私はフェーダーなので左に曲がる球は絶対にイヤなのですが、そういう球がまったく出ないので、常に思い切って振っていけます。

D-cafe:優勝した試合では何度か〝直ドラ〟もしていましたね。
菅沼:はい。アゲンストの風が吹いて、高さを出さない方がいいなという状況で使いました。ふだんから練習ラウンドでやっていて、アゲンストが強いときにはすごくいい感じで飛んでくれます。

D-cafe:アマチュアには、直ドラはなかなか難しいと思うのですが、うまく打つコツはありますか?
菅沼:アマチュアのみなさんはやらないほうがいいんじゃないですか(笑)? それは冗談ですけど、たぶん当てにいこうとするから難しいんだと思います。私は、短めに持って、ティアップするときよりもボールを少しだけ内側に入れて、スイングは変えずに打っています。ボールの位置を変えるというのが、いちばんいいアドバイスかもしれないです。みなさんもぜひ試してみてください(笑)。

D-cafe:フェアウェイウッドも『ゼクシオ 14+』で、去年までの4Wの代わりに3Wを使っていますよね。
菅沼:はい。去年までは上がりやすさ重視で4Wを使っていたのですが、『ゼクシオ 14+』の3Wはめっちゃいいです! しっかり上がってくれるし、距離もかなり伸びて、今はキャリーで225ヤードは飛びます。なので、今年はけっこうツーオンを狙えています。

D-cafe:ツアーのスタッツ(部門別データ)を見ると、去年は50位台だったパーオン率が、今年は「71.4976%」で1位です。その要因は何でしょう?
菅沼:シーズンオフに練習したおかげだと思うのですが、今年はアイアンショットもすごく自信を持って打てています。それと、アイアンのシャフトも、ウッドと近いものに替えたことで同じ感覚でスイングできるので、流れがよくなったのも理由だと思います。

D-cafe:パーセーブ率も、去年の60位台からかなりよくなって現在2位(87.4396%)です。
菅沼:はい。ボギーが減ったのも、パーオン率が上がったからだと思います。よっぽど大きなグリーンでなければ3パットもしないですから。ボギーが減ったのは、すごく成績に影響しています。

D-cafe:そういえば、今年の目標の一つに「パーオン率1位」を挙げていますね。それはなぜですか?
菅沼:パーオン率で1位になるのは、絶対的にショットが上手い人というイメージがあります。そんなに簡単に獲れるものではないと思いますが、私もショットメーカーだと思ってほしいので、1位を獲りたいんです。

D-cafe:現在の調子はどうですか?
菅沼:優勝したあと、2試合続けて予選落ちしてしまったのですが(苦笑)、それはグリーンが読めなかったり、ショートパットを強気に打ちすぎたりしたのが原因で、ショットは相変わらずよくて、パーオンもできているので心配はしていません。

D-cafe:今シーズンの国内女子ツアーはまだ前半戦です。今後の目標をおしえてください。
菅沼:やっぱり複数回優勝したい気持ちがあります。ショットの調子がいいので、その目標に向けて、今まで通りプレーできたらと思います。それと、今まで年間2勝はありますけど、3勝したことはないので、1勝ずつ積み上げていけるように頑張りたいです。

D-cafe:今日はありがとうございました。いいニュースをお待ちしています!



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