シーズンオフは毎年同じコースで合宿をしているのですが、今年は去年届かなかったバンカーに届くようになったり、ツーオンを狙えなかったホールで狙えるようになりました。弾道は、高すぎず低すぎずで、ちょうどいい高さで前に進んでいってくれる感じがあって、飛び姿も私の好みです。
意気込んで臨んだ昨シーズンは、前半戦は空回りしてしまったのですが、秋口になってやっと調子が上がって、QTでも上位に入って今シーズンの前半戦の出場権を獲ることができました。
去年は苦しかったものの、あとから振り返るとメンタル的にも技術的にも勉強になったなと感じます。メンタルでいうと、悪い成績やミスを引きずってしまっていることに、秋になってやっと気づいたんです。それで気持ちを切り替えるようにしたら、プレーにフォーカスできるようになりました。技術面では、周りの人からのアドバイスもあってスイングで気づきがありました。切り返しでの動きだったのですが、治っていたと思っていたクセがまだ残っていたことが分かってからは、どんどんいいイメージが湧くようになりました。
それで、『ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド』の#7と#9を練習場で打ってみて、練習ラウンドでも試してみて、自分のフィーリングに合うなと感じたので、さっそく試合で使い始めました。それが3月下旬のことです。
去年、私はメルセデスランキングが58位という成績だったのですが、体調を崩すことが多くて、ゴルフも本調子ではない時期が長かったので、あまり自分自身に期待していなかったんです(苦笑)。だから、(50位までに与えられる)シード権も全然意識していなくて、中盤戦から終盤戦に入る頃になって、やっと「もしかしたら……」と思うようになりました。それで、シーズンが終わって振り返ったときに、「あと一歩で本当にシード権が獲れたのに」と思えて、いろいろな意味で悔いが残る1年でした。
今年はツアー初優勝をめざしているのですが、当然、シード権を獲るのも目標です。そのために、去年とは違って常にランキングとシード権をずっと意識して、自分なりにいろいろ試しながらプレーしたいと思っています。
長いショットに関して言うと、ドライバーの飛距離は以前より出るようになりました。それまで使っていた他社のボールは、スピン系でも飛距離タイプのモデルだったのですが、それより『Z-STAR ♦︎ DIAMOND』は飛びます。フェアウェイウッドやハイブリッドのショットも、去年の途中からバーディチャンスにつくことが増えたのですが、それも『Z-STAR ♦︎ DIAMOND』の飛距離とスピン量が関係していると思っていて、スコアメイクにすごく役立っているなと感じます。
私は、去年までの3シーズンはステップ・アップ・ツアーが主戦場で、レギュラーツアーには年に2~3試合しか出ていませんでした。それが、去年12月のQTファイナルでは自己ベストの5位に入ることができたことで、今年初めてツアーに本格参戦しています。
QTファイナルでは、ショットの調子がすごくよくて、バーディチャンスにたくさんつけることができました。ショットは、去年の後半戦から急によくなったのですが、それはもちろんコーチのおかげでもあるのですが、技術的な部分を変えたというより、メンタルが変わったことが大きいんです。どう変わったかというと、〝何も考えないこと〟を意識しました(笑)。それまではいろいろ考えすぎていたので、それをやめてみたら、結果が出るようになりました。