7月上旬の「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季のベストフィニッシュとなる3位タイに入賞した青木瀬令奈プロ。夏場に入って調子を上げてきた印象ですが、「人生で初めての経験だったし、自分にとってはかなり大きなニュースでした」と青木プロが語るのが、7月中旬に遭った交通事故。トーナメント初日の朝、大西翔太コーチが運転する車でコースに向かっている途中、後方から追突されてしまったそうです。それでも試合に出場し、初日を「72」でプレーしたのはスゴいの一言だったのですが……。
「初日はアドレナリンが出ていたせいか、普通にプレーができたんです。その後、病院に行って検査などを受けたのですが、その日の夜から背中や肩が痛み始めて……。2日目もスタートはしたものの、途中で〝ちょっと無理だな〟と思って棄権しました」。
その後が心配されましたが、なんと翌週の試合には出場。予選を通過したうえに、決勝の2日間はともに60台をマークし、4日間通算14アンダー(20位タイ)で〝完走〟しました。
また、アプローチショットやパットに比べると、ドライバーは前傾角が浅いせいか、スイングへの影響が少ないと感じていて、不安なく振れているのだとか。
さらに、方向性を重視してショットをするうちに、こんな効果も。
「強く振っていないのに、〝あれ? 意外と飛んでる!〟みたいなことは多いかもしれないですね(苦笑)。振らないことによってミート率も上がるので、8割ぐらいの力で打っても飛距離が変わらないような感じで。ただ、〝力を抜く〟のと〝緩む〟のとでは違うので、そこは永遠のテーマですね(笑)」
と青木プロ。ぜひ私たちアマチュアも参考にしたいところです。
「これまでにも骨折とか何やらいろいろ経験してきて、今も、身体に合わせて工夫している感じ。考えてみるとなんか面白い人生だな、と(笑)」
と、ピンチも力に変えてしまうポジティブな青木プロ。3日間のうち2度60台のスコアをマークし15位タイに入った10月上旬の「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」からは、新たな取り組みを始めたそうで、
「メンタルに関することをやり始めました。メンタルトレーナーさんと相談しながら、試合に臨むに当たっての心構えとか、毎日の振り返り、それを受けて〝じゃあ、明日はこういうことを意識してやろう〟といったことをやっています。おかげでマインドセットがうまくできた感じがあって、すごく充実した1週間になりましたね」
と笑顔で話します。気づけば今年の国内女子ツアーもひと月あまり。現在、メルセデスランキング30位とシード権圏内にいる青木プロですが、どんなことを目標に掲げているのでしょうか。
5月上旬の「NTTドコモビジネスレディス」で昨年に続く連覇を飾った菅沼 菜々プロ。その勝利をサポートしたのが、『ゼクシオ 14+ ドライバー』でした。
シーズンオフの筋力トレーニングの成果もあり、ドライビングディスタンスの計測ホールでは2日目、最終日ともに280ヤードを超えるビッグドライブを見せました。現在のツアーのスタッツを見ても、ドライビングディスタンスは昨年の34位から12位へと大きくランクアップしています。
『ゼクシオ 14+ ドライバー』のどこに魅力を感じているのか、改めて菅沼プロに聞いてみました。
「まず、ヘッドの座りがいいので安心感があります。それと、球が上がりやすいのに、スピン量は私が理想としている2400~2500rpmに抑えられているので、風に負けない強い球で飛んでくれるところですね。マット仕上げもカッコいいし、打感も音も全部いいです(笑)」。
また、今シーズンからバッグインし、大いに役立っているというのが『ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド』の3W。
「7Wは、スピン量が多くて、ボールが上がりやすくてよかったのですが、強い打ち上げや打ち下ろしのホールで距離を合わせるのが難しいことがあったんです。それに、『女子プロ選手権』のセッティングはすごくラフが長くて。そうしたら、〝ハイブリッドの方が抜けがいいから、H3を試してみたら?〟と言われて。私は、ハイブリッドはH4からしか使ったことがなかったので、最初にH3を見たときは、ロフトが立っているし難しそうだなと思ったんです。でも、打ってみたらボールが上がるし、思っていたより強い球が打てました。それにラフからの抜けもよかったので、それからずっと使っています」。
ちなみにH3の飛距離は210ヤードで、その下のH5が190ヤードとのこと。
現在、メルセデスランキング17位の菅沼プロ。今シーズン中盤戦までの自身のゴルフについて尋ねると、
「去年より調子がいいのはたしかだし、すごく成長している部分はあると思います」
と、昨シーズンにも増して手応えを感じている様子。現在のツアーのスタッツを見ても、昨シーズンから向上させることを目標にしていたパーオン率は57位(67.0139%)から17位(69.2251%)に大きくランクアップ。同じく目標にしていた平均ストロークも、昨年の64位(72.3130)から17位(71.2406)とジャンプアップしています。
ただし、成績には納得していないようで、
「予選通過が増えたのもいいことなのですが、最近はあまり上位に入れていないので、もどかしく感じることが多くて……。もうちょっと頑張りたいなと思っています」。
では、スコアが伸びない原因はどこにあるのでしょう?
「やっぱりバーディが少ないことだと思います。その原因はティショットにあって、ここ数試合、ショットが曲がってフェアウェイをキープできないので、バーディチャンスにつかないことが多かったんです」
と菅沼プロ。ただ、つい最近、以前から指導を受けている森守洋コーチのレッスンを受けたそうで、
「メルセデスランキングをもっと上げたいです。他の選手もみんな上手なんですけど、ポイントは僅差だし、私もどんどんトップ10に入れれば順位を上げられると思います。それと、やっぱり今年中にあと1回優勝したいですね。複数回優勝も今シーズンの目標にしているので。最近、パターがいい感じだし、さらにドライバーがよくなれば流れが変わってくると思うので、優勝めざして頑張りたいと思います」。