2024/02/29

ダンロップメンバーズテニスメルマガ 2024 2月号

住友ゴムグループの(株)ダンロップスポーツマーケティングは、テニスを中心としたラケットスポーツを展開し、ダンロップをご愛用くださるテニスプレーヤーのために、「ご満足いただける製品を届けたい!」「快適なテニス環境を整えるお手伝いをしたい」という心で、あらゆる製品を取り扱っています。今回は、女性プレーヤーにとってもはや必需品となっている「テニスグローブ」の紹介です。

これから春に向けてしだいに暖かくなり、アウトドアのテニスコートがもっとも爽やかさに満たされる季節がやってきます。それとともに女性プレーヤーが気を付けなければならないのが「日焼け」「紫外線」ですね。

キャップやバイザーを目深にかぶり、スポーツグラスで目を守り、フェイスマスクで顔まで隠し、首はハイネック、ウェアは長袖アンダーウェアにロングパンツやレギンスという姿。もしも全身を黒で揃えたなら、これはもう完璧な「テニス忍者」です。

でも、もしかして「手」を見逃してはいませんか?
手は、自分の身体とラケットを繋いでくれる「唯一のジョイント」部分です。ストリングが弾き返したボールの感触は、次のプレーに備えるために大切な情報であり、手のひらは、そんな微妙なフィーリングを感じ取るためのセンサーなので、「ダイレクトに感じたい!」ですよね。

だからほとんどの女性プレーヤーが「テニスグローブ」を使います。指先までフルに隠してくれるグローブや、ネイルを傷めないために、指の先端だけフリーにした「ネイルスルー」が、ダンロップでも人気モデルです。

せっかくグローブを使うんだから、UVプロテクトが万全じゃなきゃいけません。それにグローブをしたことで、中がムレて、汗びっしょりになると、悲惨ですよね。そこでダンロップグローブの甲側の生地は「UPF50+」というハイレベルさで紫外線をカットし、白く美しい手を守ります。しかも通気性に優れたメッシュ構造が採用され、快適にプレーさせてくれます。汗を留めにくい素材ではありますが、気温が上がり、プレー時間が長くなれば、どうしても汗を逃がし切れなくなります。
旭化成アドバンス(株)の【レイプロテクトプラス】という素材は、汗のニオイ成分である「アンモニア」「酢酸」「イソ吉草酸」を低く抑える機能を持つため、グローブをイヤなニオイから守ることができるのです。

また手のひら側に採用している素材は、帝人フロンティア(株)が開発した超極細スーパーファブリックで、その繊維の直径は、わずか「700ナノメーター」という超ファインポリエステルナノファイバーです。繊維表面には、ナノサイズの凸凹があり、その表面積は通常の繊維の数10倍。その凸凹が大きな摩擦力を発生させるので、スベリにくく、ズレにくく、フィット感が高いのです。

1. 滑りにくい……確実なグリップを実現
2. 吸汗拡散&クーリング……超極細繊維の毛細管現象によって、スポーツウェアに最適
3. しなやかで肌に優しい……通常ポリエステル繊維の1/20万の細さがしなやか感に
4. 薄くても透けにくい……生地の隙間をナノサイズ繊維が埋めるので、内側が透けない
5. 遮熱効果……熱を伝える近赤外線を反射して、帽子や傘に使えば熱射病から保護
6. 拭き取り効果……マイクロファイバーによって、微細な汚れもかき取る
7. 濾過効果……繊維間の超密さが濾過素材として活用され、繊維自体に吸着性もある
8. 通気性・透湿性……手のひらに汗を溜めず、快適な握り感覚を保持する

【ナノフロント】は、衣料・インナー・帽子・傘・フィルター・拭き取りクロスなど多分野で使用され、グローブにはうってつけと言える繊維素材なのです。ダンロップのゴルフグローブでも、雨天のゴルフでは「濡れるとさらにグリップ力が増す!」と評判です。

プレーヤー指向の強い方に人気のある【ダンロップ】ですが、レディスグローブには2024年ニューモデルとして、チャーミングでエレガントなアイテムが追加されました。甲側に「ピンクのミニボール」のプリントがあしらわれた【TGG-0461W】は、質実剛健デザインばかりだった女性用グローブに、華やかさを与えてくれ、和らいだ気持ちでプレーに臨めるでしょう。

指先まで隠してくれるフルカバータイプで、手のひら側には【ナノフロント】を採用し、甲側のカラーは「ホワイト」と「ネイビー」。女性らしいデザインを、気分やウェアに合わせてお選びいただけます。

そして、もう1つの注目レディスモデルが【TGG-0462W】。こちらは指先がオープン設計のネイルスルータイプで、甲側のデザインが「チェック柄」が上品な女性らしさを演出しています。チェックの色は「ブラック×ホワイト」と「ピンク×ホワイト」の2種類。

デザインではチェック柄も厳選し、縦ラインが濃く、横ラインが薄くすることで、指を長くスラッと見せてくれる演出です。またピンク色の選択にしても、華やかながらも落ち着いた雰囲気がある、ほんの少しだけくすんだピンクを選びました。ぜひ一度、店頭で手にとってお確かめください。

そしてサイズ設定が拡張されたニュースです。【TGG-0115W】【TGG-0118W】の2モデルについて、これまで設定のなかった「LLサイズ」が追加設定されました。「LLサイズ」が設けられたのは数量限定のベージュカラーだけなのですが、近年、女性の手のサイズも大きくなる傾向があり、これからサポートが広まっていくでしょう。

レディスグローブのサイズ設定は、S(18〜19cm)、M(20〜21cm)、L(22〜23cm)、LL(23〜24cm)とあり、確実なグリップ感を得るためには、ジャストフィットサイズを選ぶ必要があります。キツすぎれば窮屈で痛いし、ユルすぎればグローブの中で指が回ってしまいますので、どうかピッタリフィットを選んでください。「サイズの測り方」については図を参照してください。

そして男性プレーヤーにも知っておいていただきたいことがあります!
ダンロップは、防寒用グローブを除けば、「唯一、男性用テニスグローブを販売しているブランド」です。

男性の「グローブ愛用者」は、多くが「汗対策」「滑り防止対策」なので、手のひら側の「握り圧」が強い部分に「シリコンプリント」を施しています。

男性プレーヤーの強烈なインパクトでも、堅実にグリップできる機能も搭載されていますので、これからの季節、手のひらの多くの汗をかく男性プレーヤーは、ぜひご活用ください。


商品のラインナップは下記よりご確認ください!

テニスとビールは密接な関係にある。

昔、テニスクラブで遊んでいた頃、ビールを飲むことだけを楽しみに、炎天下のコートで「いっさい水は飲まないっ!」と固く心に誓い、汗まみれになってプレーするおネェさまがいた。今の常識ならば、それが身体にいいわけないってことくらい、みんな知ってるけれど、なにしろ30年も昔のことだから……。

夕方、日暮れとともに「さてと、そろそろボールが見えないから」ってことで、コートから引き上げ、シャワールームへ。汗を流してさっぱりした素肌に、高品質なシーアイランド・コットンのポロシャツ……、う~ん、じつに着心地がいい。

クラブハウスのレストランヘ向かうと、ひとあし先にその日のプレーを終えたオジサマたちが、ジョッキをぶつけ合って、賑やかに話している。自分も遅ればせながら、同じテーブルについてワイワイガヤガヤね。

でも、いつもパートが終わってからクラブへやってくる、例の「ノー・ウォーター・ネェさん」は、ホントにボールが見えなくなるまでコートで粘っていて、オジサマたちが「おい、彼女、まだやってるよ」と眺めているところへ、ようやくプレーを諦めた彼女が駆け込んでくる。

ネェさんは「ナマチューっ!」と叫び、汗を拭う間もなく、一気にジョッキを煽る。その姿たるや、じつに雄々しく、クラブハウスにいたすべてのオジサンたちが「おーっ!」と声を漏らすのだった。

彼女は、この1杯のために、パート後の2時間、ひたすらボールを打ち続けるわけ。頑張ったテニスのご褒美としてビールを煽るのか? それとも、このビールのためにテニスをするのか?

汗でビショ濡れになった髪をそのままに、「ノー・ウォーター・ネェさん」はジョッキのビールを飲み干して「さっ、シャワー浴びてこよ。このあと居酒屋いくけど、みんなはどうする?」

何をやっても「カッコいい」のである。30分もすると、髪をサラッサラにしたネェさんが、日焼けした顔に薄めのメイクをして、颯爽とレストランへご帰還し、「ねぇ、ナマチューちょうだいっ!」

オジサンたちは、彼女がジョッキを煽るのを呆れて見ながら「さっき1杯飲んだじゃないか」と言うと、「あれはテニスの後の水分補給。これはシャワーの後の栄養補給だから」。どっちも同じ銘柄の生ビールですけどねぇ……。

そんな昔のことを思い出しながら、廊下に積まれた缶ビールの箱からショート缶を2本、冷蔵庫へ補充する。ウチの廊下には、北海道限定ビールのショート缶の箱が2つ。その銘柄の「秋限定発売:富良野ヴィンテージ」のロング缶の箱が1つ。それに、同じビールの「中瓶」が1ケース並んでいる。

こいつにハマってから、もう10年経つけど、ヤメられない止まらない。ウチで飲むのは、この2種類だけ。外でビールを飲むときは、プレミアムなんとかや、赤い星のマークのものと決めていて、それがないときは「1口だけ」ってことで……(ドライ系以外は)とても美味しくいただく。

そんなメンドクサイやつをご自宅へ呼んでいただき、「打ち合わせ」の後で「ちょっとアルコールで心を朗らかに」寛がせてくださるイラストレーターさんが、何を隠そう、このコラムでお世話になっている「もりおゆう」さんだ。間違いなく「日本でいちばんテニスをしているイラストレーター」さんである。

一度、手土産に持参したドイツのヴァイツェンビールを気に入っていただき、それを持っていくと、瓶の栓を抜くまでの打ち合わせを、長く感じることといったら、もぅ~。

ちなみにビールを分類するとき、麦の種類や醸造法によって分けるのだが、それを「スタイル」と呼ぶ。ビールはおもに「上面発酵:エール」と「下面発酵:ラガー」とがあり、エールには「ペールエール」「IPA」「スタウト」「バイツェン」。ラガーには「ピルスナー」「シュバルツ」「ボック」などといったスタイルがある。

こうした分類はテニスラケットのそれにも似ていて、主素材はカーボンと決まりながらも、競技者向きの薄ラケもあれば、一般プレーヤーに幅広く選んでもらえるスタイルもあるし、プレーヤーのパワーを補ってくれる大型厚ラケもある。またそれぞれに重さの違いやバランスの違いで、シリーズ化されたモデル群もある。

すべてのラケットに「個性が宿る」。「味わい」がある。そこに、どのストリングを合わせるかなど、まさに居酒屋で「で、ツマミは何にする?」って。
ようするにテニスは、なにかと「ビール」なのである。

松尾高司氏

松尾高司氏

おそらく世界で唯一のテニス道具専門のライター&プランナー。
「厚ラケ」「黄金スペック」の命名者でもある。
テニスアイテムを評価し記事などを書くとともに、
商品開発やさまざまな企画に携わられています。
また「ダンロップメンバーズメルマガ」のサポーターも務めてもらっています。