2019/10/11

大会・イベント

パトリック・ムラトグルー氏による指導者向けテニスセミナー開催レポート

Q1. 日本にはたくさん“うまい選手”はいるけれど“勝てる選手”は少ないと思いますが、どうお考えですか?

→アジア地域の選手はヨーロッパに比べると、スピン系を得意とする選手が少ないと思います。できるだけ若いうちにさまざまな経験を積み、質の違うショットを体験する機会が必要ではないでしょうか。


Q2.選手とどういう気持ちで接していますか?

→選手の結果が良いときも悪いときも、全てを受け止めることが大事です。選手の結果に責任を持つことは、自身のコーチとしての能力を高めると思います。

<練習例1>
ストロークは最初に体をターンさせてボールを追わせる。
ラケットのテークバック(準備)を早くしておく練習。
<練習例2>
コーチがネット前に立ち、コーチに当たらないようにスピン量増やした高めの弾道のストロークを打たせる練習。

参加していただいたコーチには、来年フランスのムラトグルーテニスアカデミーでコーチングプログラムを受けられる招待状を授与しました。

ミニゲームの中で最も多く点数を稼いだジュニア2名を直々に「ムラトグルーテニスアカデミー」に招待する場面もありました。写真は招待されたジュニアの笹元紀吾(ささもとのあ)君。

普段世界のトッププレーヤーに指導しているムラトグルー氏のレッスンを体験できる貴重な機会となりました。