<社員からの質問>
Q.遠征にどのくらいラケットを持っていきますか?
上地選手:大体6本くらい持っていきます。でも、握った感覚でお気に入りのラケットがあり、いつも同じラケットばかり使ってしまいます。
菅野選手:6~7本持っていきます。ストリングが切れやすいので、いろいろなラケットを使いまわしています。
Q.健常者と違い、不利な点もありますが、ラケットに求める性能は何ですか?
上地選手:今ヘッドヘビーのラケットを使っています。女子車いすテニスも、プレースタイルがパワーテニス、スピードテニスになってきています。欧米の選手より体格も小さいのでフィジカル面でもパワーアップしつつ打ち負けないラケットを求めています。
菅野選手:飛ばないラケットが好きで、自分の力で飛ばしたい。コントロール性能を求めています。
Q.無観客でしたが、自国開催のパラリンピックでアドバンテージを感じたことはありますか?
上地選手:時差がなかったり移動が少なかったりしたのは楽でした。また、日本の夏(酷暑)を経験していたので、調整はそれほど大変ではなかったですね。無観客でお客さんには見てもらえなかったけれど、ボランティアの方、関係者の方が顔見知りが多く、心強かったです。
菅野選手:東京にいるということで、すぐ近くから応援の声が聞こえてきそうな感覚でした。