■一生に一度!最も運動神経が発達する「ゴールデンエイジ」!
「ゴールデンエイジ」とは、人間の一生のうちでもっとも運動神経が発達する時期のことをいいます。
おおよそ5歳~12歳頃とされており、そのなかで5歳~9歳を「プレゴールデンエイジ」、9歳~12歳を「ゴールデンエイジ」といいます。この時期に体を動かす機会をたくさんつくってあげることで、運動神経が高まります。しかしここで大切なのが、「遊びの中で楽しみながら体を動かす」ことです。
例えば、「鬼ごっこ」は、相手の動きを予測しながら方向転換するため“切り返し”の動作があり、全身をくまなく動かしています。「だるまさんがころんだ」では、集中力・判断力が養われています。
もちろん、将来的に1つのスポーツを極めたい場合、年齢が小さい時から始める方が良いですが、1つだけに集中するだけではなく、様々なスポーツや遊びに触れることでいろんな動きを取り入れることが重要となります。
世界で活躍している錦織圭選手はテニスを始めたのが5歳の時ですが、2、3歳の頃から水泳やサッカーを、小学校では野球も経験しています。錦織家の方針として「子供には好きなことをさせる」という観点から、スポーツに留まらずお母様からピアノのレッスンも受けていたようです。
子どもの運動能力は体格や体力に影響するので、成長期が早い子と遅い子とでは持っている能力を生かせる時期が違いますし、特定の競技ではその能力を十分に活かしきれない場合があります。
いろいろな競技経験をすることで、子ども自身が自らの適性を見つけられる可能性が高くなるのです。
①総合的な運動能力を鍛えられる
テニスは「打つ」だけでなく、「走る・投げる・跳ぶ・打つ」という様々な運動能力が必要となります。
「ボールのバウンドに合わせて距離を測る」、「素早いボールへの反応」、「バランスを取る」といったコーディネーション能力を向上させることが期待できます。
②メンタルを鍛えられる
基本的に1人で行うスポーツのため、メンタルの状態がそのまま自分のプレーに現れます。
そのため、自分の状態を把握しながらコントロールすることを学ぶことができます。
これらは将来の仕事や私生活でも役に立ちますね。
③一生続けることができる
高齢の方がテニスを楽しむ姿もよく見られます。テニスは何歳になっても続けられる、再開することができる生涯スポーツです。お子さんやお孫さんと一緒にテニスをするということもできますね。
④誰もが主役になれる
個人スポーツであるため、希望すれば地元のローカルな試合に出場することができます。
またメジャーなスポーツであるテニスは、正式大会のみならず草大会も多く開催されており、大会ならではの独特な緊張感や、勝ち負けを通して多くのことを学ぶことができます。
いかがでしたでしょうか?テニススクールでも、「まずは楽しくテニスをしてみよう!」というところから始めています。ボールも年齢に合わせた大きさ・硬さのものを使用しているので、初めてでも安心です。
“お子さんとの運動経験の一つとして”、“コミュニケーションの一つとして”、家族や友人と一緒にテニスを始めてみてはいかがでしょうか!