今年1月にプロ転向し、このたびダンロップ契約プロの仲間入りを果たした安田 祐香プロにD-cafeが独占インタビュー。
ゴルフとの出会いや自らの武器、ダンロップとの縁、さらにプロとしての目標について聞きました。
D-cafe：ゴルフを始めたのは7歳の時だそうですね。
安田：はい。最初は、両親と3歳上の姉が練習場に行く時に私も付いて行って見学していました。そのうち「私もやってみたい」と思うようになって。それで始めたんです。姉は坂田ジュニアゴルフ塾（以下、坂田塾）に入っていたのですが、私は年齢的にまだ入れなかったので、しばらくは父と練習場に通っていました。
D-cafe：小学3年生で入った坂田塾ではどんなことを学んだのでしょうか？
安田：まず、礼儀についてとても厳しく指導されました。私たちジュニアはコースを無償で使わせていただいていたので、そのありがたみを理解してしっかりしなさいと。なので、日ごろから礼儀についてはきちんとしていたかなと思います。いつも長い時間、ゴルフの練習ができたので、環境にはすごく恵まれていたと思います。
D-cafe：プロゴルファーを目指そうと思った時期と、その理由について教えてください。
安田：坂田塾に入る時にはもう、将来プロになりたい気持ちはありました。ただ、その時はまだ「プロになったらすごくいいことがありそう」ぐらいにしか考えていなくて（笑）。本気でプロになりたいと考えるようになったのは、16歳の夏に初めてプロの試合に出場してからですね。
D-cafe：アマチュアで出場した試合の中で、いちばん印象に残っている試合はどれですか？
安田：やはり高校2年で優勝した「日本女子アマチュアゴルフ選手権」（2017年大会）ですね。私にとっては4度目の出場だったのですが、2つ年上の世代の、今はプロとして活躍されている人たちと一緒に戦って勝てたのはすごく自信になりました。
D-cafe：ゴルファーとしての強みと、克服したい課題があれば教えてください。
安田：出場した試合のデータを見てみて、パーオン率が高いことに気づいたんです。だから、アイアンショットが武器なのかなと思います（笑）。特に100ヤード前後から8番アイアンぐらいの距離は好きだし、自信を持って打てています。課題は、アプローチショットとパットで、プロのコースセッティングでプレーしていると、もっと引き出しを増やさないといけないなと感じましたね。
D-cafe：ダンロップのギアとの出会いについて教えていただけますか？
安田：坂田塾に入って、生まれて初めて新品のクラブを使ったのですが、それがスリクソンのアベレージゴルファー向けのモデルでした。その後、中学生になって、初めて自分で選んで買ったのがゼクシオです。ボールは小3からずっとスリクソンですね。試合の参加賞としてもらったのがスリクソンのボールだったので、それを取っておいて試合で使っていました。
D-cafe：ドライバーは、最近『ゼクシオ イレブン』を試打したそうですね。
安田：はい。打ってみて、ボールが飛び出していく角度が自分のイメージにすごく合っているなと感じました。方向性もよくて、かなりの数を打ったのですが全部まっすぐ飛びました。ゼクシオのドライバーはアマチュアの頃も使っていましたが、それとくらべて「ゼクシオ イレブン」のヘッドは打感がやわらかいというか、ボールを弾きすぎない感じがしてすごくよかったです。それに振りやすさもあって、すごくしっくりきました。
D-cafe：ゼクシオのドライバーと聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか？
安田：やっぱり“やさしさ”ですね。打った瞬間、当たりがちょっと悪いなと思っても、大きなミスにならない印象があります。
D-cafe：スリクソンのボールについてはいかがですか？
安田：ずっと『スリクソン Z-STAR XV』を使っていますが、飛距離が出るのはもちろん、ショートゲームでスピンがしっかりかかるのを感じます。とても満足して使っています。
D-cafe：尊敬するプレーヤーとして松山英樹プロの名前を挙げられていますが、どんなところに惹かれるのでしょう？
安田：まず、USPGAツアーという世界を舞台に活躍されているところです。それにプレーがすごくかっこいいので（笑）。あと、松山プロはショットメーカーですが、私もアイアンショットでどんどんバーディチャンスにつけて、というゴルフがしたいので目標にしています。
D-cafe：そしてご自身は「尊敬されるゴルファー」を目指しているそうですね。
安田：はい。ゴルファーとしてもそうですが、一人の人間としても尊敬されるようになりたいと思っています。そして、プロとして活躍して、それを見た小さな子どもたちに「あんな選手になりたい」と思ってもらえるように頑張りたいですね。
D-cafe：いよいよ今年、プロとしてのスタートを切るわけですが、プロとしての最大の目標はなんでしょう？
安田：大きな目標としては、いつか世界に挑戦できたらいいなと思いますし、もう一度メジャーに出たいなと思っています。ただ、アメリカツアーで戦うには体力がないと耐えられないと思うんです。だから、プレーもそうですが、トレーニングも1年間しっかり続けて、準備ができた時に行けたらと思っています。
D-cafe：最後に、ダンロップゴルフィングワールドをご覧になっているみなさんにメッセージをお願いします。
安田：はい。ツアーで活躍するには、自分の技術を磨くことが必要ですが、道具に頼ることもあると思います。私がダンロップのクラブやボールを使って試合に出て活躍して、それを見て「あれが欲しい」と思ってくださる方が増えたらうれしいですし、そうなるように頑張りますので、みなさん、応援どうぞよろしくお願いします。
D-cafe：ありがとうございました。ファンのみなさんと一緒に、うれしいニュースが届くのを楽しみに待っています！
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