スコアの伸ばし合いだった前日までとは一転。最終ラウンドは、難しいホールロケーションと硬く締まったグリーンに多くのプレーヤーが苦しみ、アンダーパーをマークしたのは70人中わずか2人だけという非常にタフな戦いとなった。
初日から「67」「66」「67」と連日好スコアをマークし、2位に3打差をつけ単独トップで最終日を迎えたリーは、1番ホールで長いバーディパットを沈め幸先のよいスタートを切る。続く2番でもバーディを奪うなど、フロント9をパープレーにまとめ折り返す。するとリーは、12番、15番とバーディを奪取。リードを広げると、バック9もパープレーにまとめ、この日イーブンパーの「71」、通算13アンダーでホールアウト。72ホールの大会最少ストロークを23年ぶりに更新する「271」で、2位に4打差をつけて快勝した。
「この優勝は本当に特別。この大会に勝つのが子どもの頃からの夢だったし、ずっと勝ちたいと思ってきた。それを成し遂げることができて、本当にうれしい」
と、リーは念願だったタイトルを手にした喜びを語った。
4日間通算のスタッツで、ドライビングディスタンス265ヤードをはじめ、フェアウェイキープ率83.9%、パーオン率79.2%と、いずれもハイレベルの記録を残したリー。大きな飛距離と高い正確性を併せ持つリーの信頼に、『スリクソン Z-STAR』や『スリクソンZXシリーズ』をはじめとするギアが、すぐれた性能で応えた。
26歳にして2度目のメジャー制覇を果たしたリー。今月下旬に迫った次のメジャー「KPMG女子PGA選手権」をはじめ、今後のさらなる活躍に期待が高まる。
《ミンジー・リー選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR
■ ドライバー:スリクソン ZX7(10.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX(#3、#5)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX(#4)
■ アイアン:スリクソン ZX7(#5~PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE(50°、54°、58°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア(サイドロゴ):スリクソン
■ グローブ:スリクソン
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。