3日目を終えて通算21アンダー、2位に9打という大差をつけ単独トップで最終ラウンドをスタートさせた勝。
序盤からたびたびバーディチャンスを迎えると、3番パー3でこの日初めてのバーディを奪う。その後はなかなかバーディパットが決まらず、逆に何度かピンチに見舞われたものの、3~4mのパーパットを沈めた。
終盤の17番パー3でも4mのパーパットが残ったが、これも見事に沈めてパーをセーブ。最終18番ホールでは惜しくもバーディはならなかったものの、ボギーなしの「71」、通算22アンダーでホールアウト。2位に5打差をつけて快勝するとともに、4日間(72ホール)ノーボギーでの優勝という偉業を成し遂げた。
6月以降、勝は出場した7試合中4試合でトップ10フィニッシュ。そのうち3試合がトップ5以内と、上り調子で今大会を迎えた。そして、初日に2位タイと好発進を見せたが、圧勝劇をもたらしたのは、3連続を含む8バーディを奪取し、大会コースレコードタイとなる「64」をマークした3日目のプレーだった。
飛距離をアドバンテージに攻め続け、ピンチは多彩なアプローチショットと巧みなパッティングで凌ぐ。そんな勝のゴルフを、大きな飛びとすぐれたスピンコントロール性能を誇る『スリクソン Z-STAR XV』をはじめとするスリクソンのギアが支えた。
勝の次の戦いは、今大会の開幕前日に急遽出場が決まった「AIG全英女子オープン」。近い将来の海外進出をめざす勝が、今季のメジャー最終戦でどんなプレーを見せてくれるのか。期待は高まるばかりだ。
なお、他の〝Teamスリクソン〟では、小祝 さくら(3位タイ)、青木 瀬令奈(7位タイ)、岩井 千怜(10位タイ)がトップ10フィニッシュを果たした。
(※)ホールごとの記録が残る1990年以降。
《勝 みなみ選手の使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR XV
■ ドライバー:スリクソン ZX7(9.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX(#5)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX (#4)
■ アイアン:スリクソン ZX5(#5)、スリクソン ZX7(#6〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE (50°、54°、58°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア:スリクソン SMH1130X
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:スリクソン GGP-S006
※プロ選手は製品を個別にカスタマイズして使用している場合があります。