岩井 千怜、三つ巴のプレーオフを制し今季初優勝！ ～『スリクソン Z-STARシリーズ』はトップ6独占と他を圧倒 ～

　首位に4打差の7位タイで最終ラウンドをスタートさせた岩井千怜。１番ホールから3連続バーディというスタートダッシュを見せ、フロント9を4アンダー「32」でプレーした。バック9に入っても、岩井千怜は10番、12番、さらに17番でバーディを奪い、この日ノーボギーの「65」、通算11アンダーでホールアウト。クラブハウスリーダーとして後続の組を待つことになった。すると、2組後でプレーする山下と、最終組の岩井明愛がともに最終18番パー5でバーディを奪取。通算11アンダーで岩井千怜に並び、勝負は3人によるプレーオフに持ち込まれた。
　18番を使用したプレーオフの１ホール目は3人すべてパーで迎えた2ホール目。岩井千怜は、フェアウェイからの残り233ヤードの第2打をドライバーで放ち、グリーン手前のラフまで運ぶと、第3打をピン手前1mに寄せた。同じくバーディチャンスにつけた山下、岩井明愛のパットが惜しくも外れたのに対し、岩井千怜はきっちり沈めてバーディ。ツアー史上初となる姉妹によるプレーオフを制するとともに、こちらもツアー初となる同一年度の姉妹選手による優勝（※1）という快挙も成し遂げた。
　今季これまで2位タイに2回入るなど、たびたび優勝争いを演じ、11戦目にしてついに栄冠を手にした岩井千怜。力強いスイングから繰り出す、今大会で平均260ヤードを超えるドライバーの飛距離をアドバンテージにバーディを量産したプレーを、『スリクソン Z-STAR XV』が、大きな飛びとすぐれたスピンコントロール性能で強力にサポートした。

　そして、2位タイの山下、岩井明愛に続き、1打差の単独4位に青木 瀬令奈、5位タイに櫻井 心那と福田 真未（スリクソン・ボール契約）が入り、上位6人を『スリクソン Z-STAR シリーズ』を愛用するプレーヤーが独占。さらにルーキー平岡 瑠依 （スリクソン・ボール契約）も7位タイでフィニッシュするなど、TEAMスリクソンが大会を席巻した。
（※1）岩井 明愛は今季第7戦「KKT杯バンテリンレディスオープン」で優勝。