ミンジー・リー、プレーオフを制し今季初優勝！ ～『スリクソン Z-STAR』が米国女子ツアー9勝目をサポート ～

　3日目に7バーディ・ノーボギーの「65」という好スコアをマークし、通算15アンダーの単独トップに躍り出たリー。2位に2打差をつけてスタートした最終日は、2番パー5でこの日最初のバーディを奪うと、7番パー4、8番パー3で連続バーディ。フロント9をボギーなしの「33」でプレーし、この時点で通算18アンダー、2位との差を4打に広げた。

　だが、リーは後半に入るとなかなかチャンスを生かすことができず、この日1アンダー「71」、通算16アンダーでホールアウト。猛烈な追い上げを見せた後続のプレーヤーとトップタイとなり、勝負は2人によるサドンデス・プレーオフに持ち込まれた。

　繰り返し18番ホールを使って行われたプレーオフで、1ホール目を分けて迎えた2ホール目。ともに左ラフからの第2打で、先にピンまで約5mに乗せた相手に対し、リーはピッチングウエッジであえてグリーン手前に落とすと、ボールはグリーン中央のカップに向かって転がり、奥50㎝につけるバーディチャンス。そして、先に打った相手のパットが外れた一方、リーはそのパットを慎重に沈め、激闘にピリオドを打った。

　今大会でドライバーの平均飛距離が282ヤードを記録したリー。ツアー屈指の精度を誇るアイアンショットも好調で、4日間平均のパーオン率は77.8％。飛距離と正確性を兼ね備えたリーのショットを、『スリクソン Z-STAR』をはじめとするスリクソンやクリーブランドのギアが、そのすぐれた性能で支えた。

　今季は前週まで全試合で予選を通過していたものの、トップ10フィニッシュは2度にとどまっていたリーが、自身にとって今季15試合目でつかんだ念願の初勝利。終盤戦を迎えたツアーでさらなる栄冠を狙うリーのプレーから目が離せない。