TEAMスリクソン、世界の各ツアーで他を圧倒し一気に5勝！ ～ 桂川 有人が欧州ツアー初優勝。米国男女ツアー、国内男女下部ツアーも同時制覇！ ～

　まずは欧州・日本共催の男子ツアー「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント！」。桂川 有人は、第１ラウンドで83位と出遅れたものの、第2、第3ラウンドで続けて5アンダー「65」をマーク。通算10アンダー、トップと3打差の8位タイで最終ラウンドをスタートさせた。
　3番パー5でこの日初のバーディを奪うと、6番パー4で2つ目のバーディ。前半で2つスコアを伸ばし単独トップで折り返すと、桂川はここからさらにギアを上げる。
　10番パー4、12番パー4でそれぞれ第2打を1ピンと1mにつけてバーディ。13番パー3では、ティショットを左に外したものの、そこからスーパーアプローチを見せパーをセーブすると、続く14～16番のパー4では、2m～10mのパットを一発で沈め3連続バーディを奪った。そして、上がり2ホールでパーをセーブした桂川は、この日ノーボギーのベストスコア「63」、通算17アンダーでホールアウト。クラブハウスリーダーとなると、結局2位以下に3打差をつける大逆転で、日本人選手として、松山 英樹、星野 陸也らに続き史上6人目のDPワールドツアー（欧州ツアー）優勝を飾った。
　キレのよいアイアンショットとピンチを救った巧みなアプローチショット、そして勝負強いパッティングでヨーロッパのトッププレーヤーたちに競り勝った桂川を『スリクソン Z-STAR ♦️（ダイヤモンド）』が、大きな飛距離と特にロング～ミドルアイアンで真価を発揮するスピンコントロール性能で強力にサポートした。
　この勝利により、同ツアーの2年シードを獲得。かねてから目標にしてきたアメリカツアーに近づいた桂川のさらなる飛躍に期待したい。

　続いて米国男子ツアー唯一のダブルス戦「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」。ローリー・マキロイとペアを組んだシェーン・ローリーは、1個のボールを交互に打つフォアサム形式で行われた最終日に4つスコアを伸ばし、通算25アンダーの首位タイでホールアウト。プレーオフに進むと、同じくフォアサムで行われた1ホール目のパー5でパーをセーブ。ボギーとした相手チームを下し、今季初優勝（同ツアー通算3勝目）を飾った。

　また、米国女子ツアー「JMイーグルLA選手権」では、最終日を通算7アンダーの首位タイで迎えたハンナ・グリーンが、1イーグル・4バーディ・1ボギーの「66」でラウンド。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、2位に3打差をつけ大会連覇を達成。今季2勝目（同ツアー通算5勝目）を果たした。

　そして、国内男子下部ツアー（ABEMAツアー）の今季第2戦「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」。2日目を終え、首位と3打差の5位タイにつけていた大嶋 港は、最終日に6バーディ・1ボギーの「66」をマーク。通算12アンダーとし、2位を1打差でかわして史上5番目の若さ（18歳11ヶ月と18日）で同ツアー初優勝を飾った。

　さらに、国内女子下部ツアー（ステップ・アップ・ツアー）の今季第3戦「大王海運レディスオープン」では、アマチュアモニター契約の都 玲華が3日間通算16アンダーで、同ツアー史上6人目のアマチュア優勝という快挙を成し遂げた。