『スリクソン Z-STARシリーズ』、国内男女ツアーでダブル優勝！ ～ 小木曽 喬が念願のツアー初優勝！岩井 明愛は大逆転で今季2勝目！ ～

　韓国で開催された国内男子ツアー（日韓共催）「ハナ銀行 インビテーショナル」。2位に2打差をつけ、通算11アンダーの単独トップで最終日を迎えた小木曽は、1番パー4で幸先よくバーディを奪った。だが、その後はボギーとバーディが交互に続くゴルフで、前半は3バーディ・2ボギーの「34」でプレー。その間、地元・韓国勢が激しい追い上げを見せたものの、小木曽は11番パー4で第2打をピン奥3ｍにつけ、これを沈めて、この日4つ目のバーディ。通算13アンダーとした。その後、首位に並ばれたものの、粘り強いプレーでパーを重ねていく。
　そして、首位タイで迎えた最終18番パー5。小木曽はティショットでフェアウェイをキープし、第2打を花道まで運ぶと、第3打のアプローチをピンそば30センチにつける。勝利を確信し、小さなガッツポーズを繰り返すと、タップインしてバーディとした瞬間、今度は両手を突き上げ勝利の喜びを表した。
　出入りの激しかったフロント9から一転、バック9はボギーなしの2バーディと、手堅いプレーを見せた小木曽。何度も追いつかれながらも、2位を1打差で振り切った。
「ロングパットのタッチがよかった」
　と勝因を振り返った小木曽。戦いの舞台となったNam Chun Cheon CCのアンジュレーションの大きなグリーンは、多くのプレーヤーを苦しめたが、小木曽は絶妙なタッチでそれを見事に攻略した。
　プロ10年目にして悲願のツアー初優勝を果たした小木曽を、『スリクソン Z-STAR XV』やドライバーをはじめとする『スリクソン ZX Mk II シリーズ』、クリーブランド ウエッジが、そのすぐれた性能で支えた。
　今季たびたび優勝争いを演じ、あと一歩のところで優勝を逃してきた末に、ついに栄冠をつかんだ小木曽。今後のさらなる活躍に期待したい。

　そして、国内女子ツアーの今季第16戦「ニチレイレディス」。岩井 明愛は2日目を終えて、通算5アンダーの5位タイにつけ、最終日はトップを3打差で追いかけることになった。順調にスコアを伸ばす上位陣に対し、岩井は6番を終えてパープレーとスコアを伸ばせない。だが、ここから持ち前の爆発力を見せる。
　7番から4ホール連続でバーディを奪い、この時点で、首位に1打差の通算9アンダー、3位タイまで浮上。そして14番パー4をバーディとし、迎えた16番パー4。岩井は第2打をグリーン右のバンカーに入れたものの、そこからの第3打を直接放り込むショットインバーディ。ついにトップをとらえると、続く17番パー3ではティショットをピンの左1m弱につけ、これを沈めて連続バーディ。単独トップに立った。
　そして最終18番では、プレー中に首位に並ばれたものの、グリーン左のバンカーからの第3打を1.5mにつけると、これを見事に沈めてバーディ。上がり3ホール連続、それもバーディフィニッシュという猛攻を見せ、この日8アンダー「64」、通算13アンダーとして、2位に1打差をつけ大逆転優勝を飾った。
　ツアー屈指の飛距離を誇る一方、最終日の16番に象徴されるように、今大会サンドセーブ率100％（6/6）で1位に輝くなど、ショートゲームでも抜群の冴えを見せた岩井のプレーを、『スリクソン Z-STAR XV』が大きな飛距離と高いスピンコントロール性能で強力にサポートした。
　また、今大会では、優勝した岩井のほかにも、2位タイに小祝 さくら、単独4位に竹田 麗央、5位タイに山下 美夢有がそれぞれ入賞と、TEAMスリクソンが上位6名のうち4名を占める活躍を見せた。




　さらに、同週に開催された国内女子下部ツアー（ステップ・アップ・ツアー）の第7戦「ユピテル・静岡新聞 SBS レディース」では、若林 舞衣子（スリクソン・ボール契約）が、3日間通算5アンダーで、同ツアー初優勝を飾った。

---