2日目を終えて、通算に6アンダーの6位タイにつけた竹田。最終日は3打差を追いかけ、最終組の3組前からティオフすると、序盤からバーディラッシュを見せる。
2番パー4で3mのパットを沈め、この日初めてのバーディを奪うと、5番パー4でも第2打を1mにつけてバーディ。さらに6番と9番のパー5では確実にバーディとし、前半を4バーディ・ノーボギーの「32」、通算10アンダーで折り返した。
全組が前半のプレーを終了した時点で、竹田を含む4人が首位に並ぶ大混戦。その後、竹田は12番、13番で連続バーディを奪い、一歩抜け出したものの、16番パー4で、この日唯一のボギー。続く17番で同組のプレーヤーがバーディを奪い、通算11アンダーで首位に並ばれた。
そうして迎えた最終18番パー5。竹田のティショットは右の深いラフに入ったが、第2打をフェアウェイウッドで打ち、フェアウェイセンターをキープ。そして残り104ヤードの第3打を、見事にピン手前1.5mにつけた。このバーディチャンスをしっかりとものにした竹田は、この日6アンダー「66」、通算12アンダーでホールアウト。この時点で2位に1打差をつけクラブハウスリーダーとなった。そして、後続組のプレーヤーがスコアを伸ばせなかったことから、竹田の今季4勝目が決まった。
竹田に3打差をひっくり返す逆転優勝をもたらしたのは、やはり持ち前の大きな飛距離。ティショットで得たアドバンテージをバーディにつなげ、特に最終日は4つあるパー5すべてでバーディを奪った。さらに、パーオン率1位を誇るアイアンショットは今大会でもキレを見せ、チャンスを数多く演出した。
大混戦を制した竹田の勝負強いゴルフを、飛距離、ソフトな打感、高いスピンコントロール性能を兼ね備えた『スリクソン Z-STAR』や、ドライバーをはじめとする『スリクソン ZX Mk II シリーズ』がサポートした。
今年4月のツアー初勝利から4カ月足らずで4勝目を挙げ、年間ポイントランキング争いで再びトップに立った竹田。平均ストロークも「69.4174」とハイレベルで1位をキープしている。
後半戦に入った国内ツアーに加え、今月下旬に海外メジャーの今季最終戦「AIG全英女子オープン」への初参戦も控える竹田。今季のさらなる活躍に大いに期待したい。
また、他のTEAMスリクソンでは、2打差の3位タイに岩井 明愛、3打差の5位タイに、ささき しょうこ(ともにスリクソン・ボール契約)がそれぞれ入賞する健闘を見せた。
《竹田 麗央プロの使用ギア》
■ ボール:スリクソン Z-STAR
■ ドライバー:スリクソン ZX7 Mk II (8.5°)
■ フェアウェイウッド:スリクソン ZX Mk II(#3)
■ ハイブリッド:スリクソン ZX Mk II(#3、#4)
■ アイアン:スリクソン ZX5 Mk II(#5)、スリクソン ZX7 Mk II(#6〜PW)
■ ウエッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(50°、54°、58°)
■ キャディバッグ:スリクソン
■ ヘッドウェア:スリクソン SMH3130X
■ グローブ:スリクソン GGG-S028
■ アンブレラ:スリクソン GGP-S006
※契約選手はカスタマイズされたギアを使用していることがあり、販売していない場合があります。