TEAMスリクソン、日米男子トーナメントでダブル優勝！～ 松山 英樹がプレーオフの末に勝利。小木曽 喬は初の国内メジャー制覇 ～

　タイガー・ウッズ主宰で開催された米国男子ツアーの慈善イベント「ヒーローワールドチャレンジ」。首位に3打差の通算14アンダー・3位タイで最終ラウンドをスタートさせた松山は、フロント9で、3つのパー5のほか2ホールでバーディを奪い、5つスコアを伸ばして2位で折り返した。すると、直後の10番パー4では、ティショットでフェアウェイをキープすると、116ヤードの第2打をウエッジで放り込みイーグルを奪取。513ヤードと距離のある13番パー4でもバーディを奪い、この日ノーボギーの8アンダー「64」、通算22アンダーの首位タイでホールアウトし、勝負はプレーオフに持ち込まれた。
　18番パー4を使って行われたプレーオフ1ホール目。ティショットでフェアウェイセンターをキープした松山は、残り約170ヤードの第2打を9番アイアンでピン手前60センチにつけるスーパーショットを披露。これを慎重に沈めた松山がパーに終わった相手に競り勝ち、2016年以来の大会2勝目を手にした。
　トッププレーヤー20人のみで争われた今大会で、松山はドライビングディスタンスと平均パット数が6位、パーオン率が5位（すべて4日間通算）を記録。ハイレベルかつバランスのとれた松山のプレーを、ドライバーをはじめとするスリクソンのクラブとクリーブランドゴルフのウエッジ、そして『スリクソン Z-STAR XV』が、大きな飛びや高い操作性、すぐれたコントロール性能で支えた。
　なお、優勝した松山のほかにも、セップ・ストラカ（オーストリア）が3位、J.J.スポーン（アメリカ）が4位タイにそれぞれ入賞とTEAMスリクソンが上位を占めた。

　一方、国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。通算8アンダーの首位タイで最終日を迎えた小木曽は、5番パー4でこの日初めてのバーディを奪うと、続く6番パー5では、グリーン右ラフからのアプローチショットを沈めチップインイーグル。一気に単独トップに立つ。
　首位に並ばれて迎えた12番パー4では、ティショットを左に曲げ、第2打はグリーン手前のバンカーへ。そこからの第3打も寄らず4ｍのパーパットが残った。だが、これを沈めてピンチを凌ぎトップを守ると、続く13番、14番と2つのパー4で連続バーディを奪う。さらに17番パー5でも3オン1パットのバーディ。2位に3打差をつけて迎えた難関18番パー3は、この日唯一のボギーとしたものの、この日ベストスコアの5アンダー「65」をマークし通算13アンダーでホールアウト。2位に2打差をつけ、昨年6月以来のツアー2勝目を自身初のメジャータイトルで飾った。
　今大会での小木曽は、キレのよいアイアンショットを武器に4日間で2個のイーグルを含む20個のバーディを奪う一方、パーキープ率（4日間通算）は2位にランクイン。サンドセーブ率も「4/4」と100％を記録した。攻撃的にしてステディな小木曽のゴルフを、ドライバーをはじめとする『スリクソンZXi シリーズ』や『クリーブランドゴルフ RTX DEEP FORGED 2 ウエッジ』、さらに『スリクソン Z-STAR XV』が、そのすぐれた性能でサポートした。
　この勝利により、賞金ランキングが自己ベストの4位でシーズンを終えるとともに、来季からの3年間のシード権を獲得した小木曽のさらなる活躍に期待がかかる。
　なお、小木曽の優勝により、TEAMスリクソンは10月の「日本オープンゴルフ選手権」での片岡 尚之に続く国内男子メジャー2連勝を達成。また、今大会では吉田 泰基（ボール契約）が、最終日の大詰めまで優勝争いを演じた末に単独3位に入る健闘を見せた。

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