2020/07/31

コラム

実践こそ真。ラウンドレッスンが“上達の本質”と言われる理由

▼目次
① ラウンドレッスンの特長とは?
② なぜ、練習場のパフォーマンスがコースで発揮できない? そこに潜む4つのワナ
③ 練習場ではなかなか身につかない、ラウンドレッスンだからこそ学べる4つのこと
④ ラウンドレッスンのパターンと料金の相場
⑤ ラウンドレッスンを有効に活用するために気を付けたい3つの心得
⑥ ダンロップゴルフスクールのラウンドレッスン
⑦ まとめ

ラウンドレッスンとは、ゴルフコースで行うレッスンのことです。練習場ではスイングを中心にレッスンを行いますが、ラウンドレッスンではスイングだけでなく、コースだからこそできるレッスンを行います。

練習場では練習できない傾斜やバンカーからの打ち方であったり、あなたのスイングの質や傾向、コースならではのクセ、状況判断やプレーの運び方など、普段、なかなか自分では気がつかないことを確認できます。

当日すぐに結果が出ることもありますし、その後の練習の仕方や心がけるポイントが明確になってきます。

ラウンドレッスンは、コースをプレーされる全てのゴルファーにおススメです。
スコアアップを目指す方はもちろんのこと、コースに慣れていない初心者の方にとっても、プレーの方法やルール・マナーなどの基礎的なことも、プロ(インストラクター)から学ぶことができるため、初心者~初級者こそ受けた方が良いレッスンと言えるでしょう。

※初心者のみのグループ、女性のみのグループなど、同じレベルのメンバーで受けられるラウンドレッスンも多く開催されています。

なぜ、ラウンドレッスンがおススメなのか?

それは、練習場でスイングが良くなったからといって、必ずしもスコアアップにつながるとは限らないからです。練習場とは異なる4つのワナがコースには潜んでおり、それらをクリアする必要があります。

◆「練習場=人工マット」と「コース=天然芝」の違い
練習場のマットで練習するときは、ボールが飛びやすくミスがわかりにくくなっています。ボールが浮いており、また多少ダフったとしてもマットにクラブが押し返されながら滑ってボールに当たりますので、そこそこの弾道でボールは飛んでいきます。

しかし、天然芝の上からでは違ってきます。同じダフりでもクラブが大きく減速され、芝も削られながらクラブヘッドに絡みつき、ボールとクラブの間に芝が噛むなどして、まともにクラブに当たりません。ボールはさっぱり飛ばずに状況によっては谷を越えず、池に落ちたりバンカーに入ったりとあっという間に大叩きの悪循環に陥ることがあります。

◆「練習場=常に水平」と「コース=様々な傾斜」の違い
練習場では安定したマットの上で常に同じ状態でボールを打つことができます。一方、コースでは水平な足場の良い状況ばかりではなく前後左右に傾斜していることも多くなります。姿勢をうまく保ちスイング中の体の動きを適切にコントロールする基礎技術が必要です。

◆芝・傾斜以外の、様々な状況
以上のような芝・傾斜といった違いに加えて、コースでは他にも様々な状況から打たなければならなくなります。バンカーのような砂の上から正確に打つのは、さらに精度の高い技術や工夫が必要になりますし、長いラフではボールが埋まってしまい、そこから脱出するのも一苦労でしょう。さらにベアグラウンド(芝のないむき出しの地面)や、ディボット(ショットで芝生が削れた跡)がなどもあります。

練習場でフルショットを中心に練習されている方を良く目にします。しかし、常にフルスイングのショットだけではコースを攻略することはできません。
あらゆる状況に対応して、様々なショットが求められます。斜面から打ったり、ラフから打ったり、バンカーから打ったり、林の中から脱出したり、アプローチで寄せたり、パッティングでカップまでの距離に合わせて調節したり…。
コースでスコアアップするためには、こういった様々な状況に対処しなくてはならず、そのため、様々な打ち方を身につけておく必要があります。

コースでは、練習場のようにただひたすら前に打つだけではスコアアップできません。
様々な状況において適切にショットを選択し、『コースマネジメント』していくことが重要です。
どの場所に・どんな球筋で打てばいいのか、逆に絶対に打ってはいけない方向はどこなのか。判断ミスで大きなトラブルに繋がることも多々あります。
プロでも「あえてピンに向かって打つのではなく脱出を優先する」といった戦略が必要になる場合があります。コースマネジメントの基本はリスクマネジメントになりますが、リスクを負ってでも攻めるべきか否かの状況判断を求められるのです。

ゴルフに限らずあらゆることにおいて言えることですが、練習と本番では心理的状況が違います。
練習場ではあくまで練習です。余裕をもって次々と打つことができますが、実践では1打のみです。"ミスしたからもう一回"はありません。
「OBしたくない」「ダフリたくない」「このパットを入れなければ」そういった想いが交錯します。
そして、ミスしてはいけないという意識を持ちすぎることにより、普段通りのショットが打てなくなってしまいます。

以上のように練習場とコースでは大きく状況が異なります。スコアアップのためには、練習場だけでなくコースでの練習が必要です。それでは、ラウンドレッスンではどのようなことが学べるのでしょうか。

前後左右の傾斜や、ラフ、林の中、バンカー、グリーン周りなど、様々な状況での打ち方を教わることができます。しかも同じ状況から2回、3回と練習ができる場合もあります。試行錯誤して、適した打ち方を身につけましょう。
また、もし練習グリーンや練習場(アプローチ・バンカー)があるコースでは、積極的に利用しましょう。パッティングやアプローチといったショートゲームの上達は、明確にスコアアップに繋がります。
※その時々のコースや状況によって、打ち直し練習できるかどうかは異なります。インストラクターに事前に確認しましょう。

適切な状況判断の仕方やどこを狙うべきなのか、逆にどこに打ってはいけないのか、といったコースマネジメントの方法を学ぶことができます。
スイングが現状と変わらなくとも、コースマネジメントを学ぶことでスコアアップに繋がることもあります。
違うコースでプレーしても教わったコースマネジメントが生かせるよう、単に「どこを狙えばよいか」「どのように打ったらよいか」だけでなく、「なぜそうなのか」といった考え方を身につけましょう。

スコアアップだけがゴルフではありません。
4名1組でプレーするゴルフでは、同伴者と気持ち良くプレーする技術も欠かせません。
実践的なルールの解釈・対処方法から、立ち位置などのマナー、クラブを置く場所といったスムーズにプレーするためのポイントを理解して、ゴルフプレーの基本を身につけましょう。

通常のレッスンと同じように、スイングのアドバイスももらえます。
練習場ではうまくスイングできたとしてもコースではその通りに打てていない可能性があります。「練習場と同じように打てているか?」「違うとすれば何が違うのか?」「直すにはどうしたらよいか?」「普段の練習で気をつけるべき点は何か?」といったことを確認しましょう。

ラウンドレッスンといってもいくつかの形式があります。
なお、内容や料金については行っているスクールによって異なります。以下を参考に、詳細は実施しているゴルフスクールへご確認ください。

インストラクターが同じ組で18ホール一緒にプレーしつつレッスンします。終始一緒にプレーしますので、プロ(インストラクター)の対応の仕方や、ご自身のスイングのことなど様々なことをアドバイスしてもらえます。
※通常のラウンドの中で行いますので、他の組に迷惑がかからないようルールを守ってプレーください。
【料金の相場】20,000円~30,000円

インストラクターが数ホールを同行し、その間アドバイスします。そして、次の組へ移動し、その組をまたレッスンするという形です。複数の組を1人のインストラクターが受け持つためレッスン代がリーズナブルになりますが、その分レッスンの時間は短くなります。
【料金の相場】10,000円~30,000円

コースにある施設(ステーション=レンジやアプローチ・バンカー練習場、練習グリーンなど)を使って、コースならではのショット練習とレッスンを行い、その後、数ホールをラウンドするというケースです。
バンカー練習場ではバンカーショット、練習グリーンではパッティングといった具合に、使用する施設によって練習課題が明確なため集中して取り組むことができます。
価格については、半日or終日、平日か休日、付帯施設などによってばらつきがあります。
【料金の相場】5,000円~30,000円

宿泊を伴って集中的に練習=合宿もあります。
参加される方もモチベーション高く、みっちりインストラクターから指導を受けることができます。
貸し切り状態でフェアウェイなどのコース上から何度もショットの練習ができる場合もあります。短期集中で繰り返しレッスンを受けられ、実践的な練習ができます。宿泊を伴う分、料金は高めになりますが、それに見合うだけの価値はあるでしょう。
【料金の相場】30,000円~100,000円以上

では、実際にラウンドレッスンを受ける際、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?

どのような練習にも共通して言えることですが、課題を明確にして臨みましょう。
今、自分にはどんな練習が必要か?またそれはなぜか?を前もって整理してレッスンに参加しましょう。
例えば、「バンカーの打ち方が苦手でそれを練習したい」「大たたきをしないようなコースマネジメントを学びたい」などです。ぜひスタート前にインストラクターと課題を共有しておきましょう。インストラクターもアドバイスがしやすくなります。

気後れせずに、インストラクターにどんどん質問しましょう。
インストラクターのプレーについての質問もOKです。「どこを狙いましたか?」「このホールでは、どこに打ってはいけませんか?」といった具合に、積極的に質問してみましょう。
通常のラウンド、競技では同伴者にアドバイスを求めることはルール違反になりますが、ラウンドレッスンでは問題ありません。また気づいたことがあればその都度メモしましょう。

せっかくゴルフコースでプレーしていますので、結果にとらわれ過ぎずにゴルフも楽しみましょう。また、本番ではなかなか試せないようなことにチャレンジしてみるのもよいでしょう。
例えば、普段、アプローチではAW(アプローチウェッジ)しか使わないようであれば、7番アイアンによるランニングアプローチを試してみる、といった具合です。新たな攻め方が見つかるかもしれません。

ダンロップゴルフスクエアとは、ダンロップゴルフスクールが提供する最高のレッスンの一つです。インドアでのスイングレッスンやバンカーアプローチ、パッティング練習。そして最後にコースでのラウンド(数ホール)と、全てを1日で受けることができます。

各会場でもラウンドレッスンを開催しています。(スクール生対象)
休校日などに不定期で開催しており、詳細は各会場までお問い合わせください。

ラウンドレッスンに加え、ゴルフを最大限に楽しもうと企画されたイベントです。お客様とインストラクターがチームとなり、ラウンドレッスンを行いつつスクランブルゴルフを楽しみます。

ゴルフ合宿も開催しています。単にゴルフを楽しむだけでなく、様々な状況での打ち方やコースマネジメントといった練習を行い、集中的に朝から晩までゴルフ漬けとなって上達を目指します。

スコアアップを目指すのであれば、普段の練習だけではなく、実践的な練習が必要不可欠です。
コースでのご自身のスイングやプレーの弱点、課題を知り、その上で効果的な練習が欠かせません。
ラウンドレッスンを受けたことがないという方、「今年こそ、ベストスコアを更新したい!」という方は、ぜひラウンドレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。