ツアーの仕組み

この知識があれば、テニス観戦はもっとおもしろくなる。

国際トーナメントの仕組み

国際トーナメントを代表するツアー大会は、男子はATP※、女子はWTA※が管理、運営しています。その仕組みは下図で示すように、ITF※が管轄する4大大会を頂点にピラミッドのような構造になっており、プロ選手たちは、より上位の大会をめざし、世界各国で開催されるツアー公式戦を転戦します。

※ATP(Association of Tennis Professionals)=男子プロ選手協会
WTA(Women’s Tennis Association)=女子テニス協会
ITF(International Tennis Federation)=国際テニス連盟

ATPツアーの仕組み(男子)

WTAツアーの仕組み(女子)

プロ選手の誰もがトップ100をめざす理由

プロ選手の世界ランキングは、公認大会に出場し、その成績に応じて得られたポイントによって決定します。それぞれの大会はランキングの高い選手から順にエントリーを受け付けるため、当然ランキングの低い選手は出場できない場合や予選から出場しなければならないケースもあります。
たとえば多くのプロ選手がめざすトップ100という目標。これは単なる心理的な目標ではなく、概ね100位前後であれば予選を経ずに4大大会本戦に出場することができ、プロ選手が世界に挑戦するために何としてもクリアしたい重要な目標です。

本戦に出場できるボーダーラインの目安(男子の場合)

  • 4大大会・・・110位ぐらいまで
  • マスターズ1000・・・50位ぐらいまで
  • ワールドツアー500・・・50位ぐらいまで
  • ワールドツアー250・・・120位ぐらいまで
  • チャレンジャー大会・・・280位ぐらいまで

世界ランキングの算出方法と獲得ポイント

世界ランキングの算出方法は、ひとつの大会で獲得したポイントに、過去52週間(約1年)にさかのぼって、上位18大会(女子は16大会)で獲得したポイントを加算します。計19大会(女子は17大会)のポイント総数が多い順に世界ランキングを決定。すべての選手のランキングはATPとWTAの公式サイトで毎週更新されます。
また男子も女子も世界ランキングとは別に、年間獲得ポイントによるランキングシステムがあり、年度末におこなわれるツアー最終戦に、男子も女子もランキング上位8人が出場できる仕組みになっています。

各大会で優勝者が獲得できるポイント(男子の場合)

  • 4大大会・・・2000ポイント
  • マスターズ1000・・・1000ポイント
  • ワールドツアー500・・・500ポイント
  • ワールドツアー250・・・250ポイント
  • チャレンジャー大会・・・80ポイント