2017/07/22

SRIXONSRIXON×松山英樹レポート

【SRIXON × 松山英樹 スペシャルWEBサイト】『2017全英オープン』本選レポート【2日目】 リンクスならではの強い風と雨の中で我慢のゴルフを展開!「悪い位置ではない」10位タイで決勝ラウンドに!

日本人初のメジャー制覇への期待が一段と高まっている松山プロですが、2017年の過去2回のメジャーは初日で出遅れました。マスターズでは初日54位タイ、全米オープンでは初日82位タイ。ところが終わってみるとマスターズは11位タイ、そして全米オープンでは2位タイと優勝争いを展開しました。
そして今回の全英オープンでは、「まずまずのスタート」とトップと3打差の2アンダー・12位タイで初日を終えています。この好位置から、マスターズや全米オープンの時のように最終日に向けて順位を上げていってくれるのでしょうか!日本人初のメジャー制覇に向けての2日目を速報します。

2日目の朝は初日と同様の気温が下がり、コートを着るギャラリーが目立ちました。暖かくなった初日と異なり、2日目は昼になっても気温が上がらず、風はむしろ強くなっていき、午前スタートの選手の多くがスコアを落としていきました。初日を終えた時点で12位タイだった松山プロですが、15時10分のスタートの時には8位タイにまで順位が上がっていました。
そしてスタート後は、1番、2番とパーをセーブ。スコアは2アンダーと変わりませんが、さらに上位選手がスコアを落とした影響で、順位は6位タイまで上昇していました。



1番ホールの松山プロ。この日も多くのギャラリーが松山プロの組についていた

「パーフェクトウェザー(完璧な天気)」。全英オープンのオフィシャルの方が、今日の天気をこのように評しました。雨が降り、強い風が吹き荒れた2日目の天気こそ、全英オープンならではのコンディションなのだそうです。
風だけでなく雨も強くなった6番でボギーをたたきますが、7番パー3ではティーショットを1.5メートルにつけバーディ。8番パー4も2打目を3メートルにつけ連続バーディを奪います。この日もアイアンショットが好調で8番を終えてトップと1打差の3アンダーにつけました。



7番パー3でアイアンによるティーショットがピンそば1.5メートルに

前半で波に乗ったかと思われた松山プロですが、雨と風がさらに強くなったバックナインではボギーが先行します。10番、11番、そして13番もボギー。貯金を使い果たしてスコアはイープンパーに。しかしこのあとの14番パー3で、得意のアイアンショットを4メートルにつけ、パットも沈めてパーディ。16番でも長いバーディパットを沈めスタート時の2アンダーに戻します。ところが17番でトラブル。2打目を左のブッシュに打ち込み3打目は出すだけ。結局ダブルボギーとしてスコアを2つ落とします。最終の18番も2打目をグリーン右のバンカーに。「18番のパーは良かった」と2メートルのパーパットをしずめ2日目を終えました。



最終18番ホール。2メートルのパーパットを打った直後の松山プロ。ボールはこのあとカップイン

「しんどかった」とホールアウト後、率直に語った松山プロ。一方で「悪い位置ではないので良かったと思う」と終わってみるとスコアは2つ落としてイーブンパーでしたが、順位は2つ上げて10位タイにとさらに好位置につけました。
3日目については「天気が荒れれば今日のような我慢のゴルフを。晴れたら4アンダーか5アンダーを目指したい」とホールアウト後に語った松山プロ。得意のショットと、予選ラウンドの2日間で3パットが1回もなかったというパットが決勝ラウンドでも持続できれば、日本人初のメジャーは十分に手の届くところにあることは間違いなさそうです。



進藤キャディとともにラインを読む松山プロ。予選ラウンドで3パットは1度もなかった

着用ウェア SRIXON by DESCENTE
長袖シャツ:SRM1087F(17FW) CBL
ジャージベスト:SRM3307S(17SS) MGR
ニットジャケット:SRM2057F(17FW) LMG
ロングパンツ:レインウェア ※デサント取り扱いなし