2019/07/17

SRIXONツアー情報契約プロレポート

今週開催!『全英オープンゴルフ』練習日のスリクソン契約プロたち ~火曜日~

公式練習日3日目の16日(火)。雨の予報に反し、ロイヤルポートラッシュGCは時おり薄日が差し、風もほとんどない穏やかな天候に。出場する選手全員がコース入りし、本格的に練習ラウンドをスタートさせました。

 全長が400ヤードを超える今大会のドライビングレンジ。遠くに目をやると、先に行くほど幅が広くなり、また数多くのピンが立てられているため、選手たちは様々な方向にショットをすることができます。また、ギャラリーへのサービスも充実していて、打席の後方には大きなスタンドがあるほか、左端に設けられた電光ボードには、現在ドライビングレンジで練習している選手のショットの飛距離やボール初速などを計測して表示していました。ちなみに、このドライビングレンジがあるのは、ロイヤルポートラッシュGCではなく、隣接するラスモア・ゴルフ・クラブで、グレイム・マクダウエル選手(昨日の記事参照)が少年の頃に腕を磨いたコースだそうです。

 ドライビングレンジで、スリクソンのヨーロッパ地域のプロ担当者と「久しぶりだね」と挨拶を交わしていたのがキーガン・ブラドリー選手(アメリカ)。メジャータイトルホルダー(2011年・全米プロゴルフ選手権)の一人で、今大会にはワールドゴルフランキング50位以内の資格での出場です。アメリカ人プレーヤーの中には、PGAツアーのコースとは大きく異なるリンクス対策として、ハイブリッドの代わりにロングアイアンを入れる選手もいますが、前出の担当者によれば、ブラドリー選手はいつもと同じクラブセッティングで大会に臨むそうです。ちなみに、ブラドリー選手の打席の後方に置かれていたのが、レーダー式弾道計測システム「トラックマン」。ブラドリー選手はショットするたびにコーチと一緒にデータをチェック。他の選手の打席でも同じような光景が見られ、今や世界のトッププロたちにとって、このマシンは自分の状態を知るために欠かせないアイテムのようです。

 この日、大勢のギャラリーを引き連れて練習ラウンドしていたのが、お隣アイルランドの首都ダブリン近郊出身のシェーン・ローリー選手(アイルランド)。グリーンから次のティーイングエリアに移動するたびに、ファンの求めに応じてサインしたり、一緒にカメラに収まったりしていました。そんなローリー選手が、今春から使用しているのが『スリクソン Z585ドライバー』。「まずヘッドの形が気に入っているよ。それと、このクラブに代えて方向のバラつきが減った。なおかつ、ボールスピードが上がって飛距離も伸びたんだ」とお気に入りの理由を話してくれました。アマチュア時代には、ここロイヤルポートラッシュGCでの競技で優勝を飾ったこともあるというローリー選手。そんなコースとの相性の良さに加え、準地元ということで多くの声援が期待できるだけに、今大会で初めてのメジャータイトルを手にする可能性も十分です。

 ドライバーのヘッドスピードは驚異の55m/s。主戦場とするヨーロピアンツアーだけでなく、時おり参戦するPGAツアーでも屈指の飛ばし屋として知られるのがライアン・フォックス選手(ニュージーランド)。今年2月に待望の欧州ツアー初優勝を飾るなど、今季絶好調です。ラグビー・オールブラックスの元スター選手を父に持ち、自身もがっしりした体格のフォックス選手の現在の武器が『スリクソン Z785』。このクラブを選んだ理由について尋ねると、「打感がしっかりしているところが好きなんだ。それにもちろん飛距離が出るところもね」と笑顔でコメント。ドライビングレンジでは、アゲンストに負けない重い球でビッグドライブを放っていました。もうひとつ目を引いたのはウエッジのショット。地面が硬いため、あまりターフがとれない他の選手を尻目に、かなり大きなターフをとっていたフォックス選手。そして、「今週はウエッジワークが勝負だと思う」と、自身3度目となる全英オープンの戦略を明かしてくれました。

 午後4時過ぎ、ドライレンジの端の方の打席でひときわ存在感を放っていたのが、“ビッグ・イージー”ことアーニー・エルス選手(南アフリカ)。昨年、ダンロップの契約プロとなると同時に、「ゼクシオ」のグローバルアンバサダーに就いたエルス選手が愛用するドライバーは、もちろん『ゼクシオ テン』。今大会を前に、クラフトマンと意見交換をしながら調整を行ない、自身が理想とする弾道になったそうです。メジャー4勝のうち、この全英オープンで2勝を飾っているエルス選手。一昨日の日曜とこの日(火曜)にそれぞれ18ホールの練習ラウンドをこなすなど気合十分で、「ジ・オープンはパワーだけでは勝てない試合。状況に応じて球を転がす必要があるし、経験がものをいうんだ。それにこのコースはこの大会のためにかなり改修したので、多くのプレーヤーはコースを知らない。だから誰にでも勝つチャンスはあると思う」。2012年以来7年ぶり、49歳でのメジャー5勝目に期待がかかります。

結局この日雨は降らず、ほとんど風も吹かずに穏やかな表情を見せていたロイヤルポートラッシュGC。多くの選手が半袖でプレーしていましたが、明日こそ朝から雨が降り続く予報。手ごわいリンクスを相手に、選手たちは本番前最後の調整を行うことになりそうです。

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