2021/11/16

SRIXONツアー情報契約プロレポート

《ダンロップフェニックストーナメント開幕直前スペシャル》TEAMスリクソン・インタビューVOL.1

DGW:まずは、最近のご自身の調子についておしえてください。
星野:今年は、5月までに2勝できたのはよかったのですが、夏場から10月半ばくらいまで、調子がよくなかったんです。最近は調子が上がってはきているんですけど。

DGW:調子というのは、ショットに関してですか?
星野:はい。特にティショットで、「えっ?」というミスというか、想像できないようなミスをすることが多くて、1ホールで叩いてしまうことがあるんですよね。

DGW:それでも、10月には2試合連続でトップ10に入りました。
星野:そうなんですけど、やっぱり満足のいくショットは打てていなかったです。スイング自体、イメージはいい感じなのに、出る球がそれとは違うんですよね。ただ、つい最近は、イメージと結果がかなり合致するようになってきています。1か月前までにくらべると、かなり自分本来のショットが戻ってはきていると感じています。

DGW:さて、今週の「ダンロップフェニックストーナメント」(DPT)ですが、3年前の大会では4位タイという好成績を残しています。コースを攻略するには、どんなことがポイントになりそうですか?
星野:やはり狭いホールが多いので、今週こそティショットが大事だと思います。ティショットでフェアウェイに置かないと。それに、風が吹くとアイアンショットも難しくなるので、しっかりコントロールしないといけないと思います。

DGW:今シーズンは、賞金王を目標に掲げてプレーしてきたと思います。現在、賞金ランキングは3位ですが、賞金王への思いはいかがですか?
星野:やはりショット次第だと思います。先ほども言いましたが、今年は中盤戦以降、イメージと結果が合致しないことが多かったのですが、それも最近は少しずつ減ってきました。それが合致することが増えれば、もちろんチャンスはあると思います。

DGW:では、最後に今週の目標をお願いできますか。
星野:はい。今週はパッティングも大事なのですが、とにかくショット、特にティショットが大事になると思います。パー5にしても、18番ホールなんかもティショット次第でスコアが全然変わります。少しずつですが、ティショットはよくなっているので、ティショットが上手く打てれば、優勝もめざせるかなと思います。頑張ります!

DGW:まず、今年のここまでのご自身のプレーを振り返ってみていかがですか?
秋吉:そうですね。僕の今年の成績(注:最高順位は9位タイ)を見てもらえばわかると思いますが、正直、苦しかったですね。

DGW:それは、どのあたりに原因があるのでしょう?
秋吉:先輩プロたちともよく話しているのですが、30歳を過ぎて、すごく身体が変化した感じがしているんです。なんというか、今までできたことができなくなったので、いろいろなことを試したのですが、それが自分に合わずに1年間ここまで来てしまった感じですね。

DGW:いろいろ試したというのは、トレーニングや身体のケアに関してですか?
秋吉:トレーニングもそうですし、ケアもそうです。実はスイング改造にも取り組んだのですが、上手くいかずに元のスイングに戻しました。なぜ、スイングを変えようかと思ったかというと、すごく飛ばす若手が増えてきたからです。平均で300ヤード飛ばすのは、3年前までは3~4人だったのが、今は10人近くいます。それで僕も飛距離を伸ばそうとしたのですが……。

DGW:すると、今のショットの調子はどうなのでしょう?
秋吉:自分のイメージと出る球が違うので、ずっと気持ちが悪い感じがしていました。ただ、ここにきて少しですがよくなって来ています。

DGW:みなさんにお聞きしいるのですが、秋吉プロが考えるフェニックスCC攻略のポイントは何でしょう?
秋吉:それは絶対にフェアウェイキープでしょうね。とにかく狭いホールが多いので、佑貴(稲森プロ)のように、まっすぐ飛ばしてフェアウェイに置いて、そこからグリーンを狙って……。

DGW:すると、秋吉プロもそういうプレーを……。
秋吉:いえ、しないです(笑)。僕のゴルフは、飛んで曲がらないドライバーが基本なので、しっかり振っていきます。たしかにティショットが曲がると勝負にならないコースではあるのですが、僕は4日間でティショットが50%フェアウェイをキープできれば、いい位置に行けるんじゃないかと思っています。

DGW:では、最後にホストプロとして意気込みをお願いします。
秋吉:はい。今までは、地元九州の試合ということで、張り切りすぎた面もあって、満足のいく成績を残せていないので、今年こそはそろそろ結果を出さないと、と思っています。やはりダンロップとつく試合の中ではいちばん大きなトーナメントなので、契約プロがみんな上位に入れればいいですし、その中でも僕がいちばん上に行けたら最高ですね。

DGW:DPTには、昨年大会に続いて2回目の出場ですね。
植竹:はい。今年は主催者推薦選手として出場させてもらいますが、去年はQT上位者の資格で出場しました。予選は通過しましたが、順位は覚えていません、ハハッ(注:通算4アンダーの32位タイ)。

DGW:フェニックスCCにはどんなイメージをもっていますか?
植竹:左右が松林なので、ティショットを曲げるとピンチになりますよね。とにかくフェアウェイをキープすることが大事だと思います。

DGW:なるほど。すると、ツアーでのフェアウェイキープ率が現在5位の植竹プロにとっては有利なのでは?
植竹:そのはずなんですけど、このコースに来ると曲がるんですよね(苦笑)。独特のプレッシャーがあるというか……。

DGW:ふだんは曲がらない人でも曲がってしまうと。
植竹:はい。ここでもティショットが曲がらないのは、稲森さん(佑貴プロ)ぐらいじゃないですか? ハハハッ!

DGW:話は変わりますが、先月末の「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント」では優勝争いの末に2位タイに入りました。
植竹:はい。あの試合は、最終日を最終組でプレーするのも、しかもトップでプレーするのも初めての経験だったので、バック9に入って知らず知らずのうちに緊張していたんだと思います。翌日にチェックしたら、アドレスが狂っていて、めちゃくちゃ左を向いていました。

DGW:その狂いは、いまは修正できているのですか?
植竹:感覚的には気持ちが悪いんですけど(笑)、戻すようにしています。まだ、気持ちよく構えられてはいないのですが。

DGW:そうすると、現在の調子はどうなのでしょう?
植竹:微妙……ですね(笑)。ティショットは曲がっていないし、ちょっとずつ飛距離も伸びてきているのですが、それが影響しているのか、アイアンショットがブレてしまって。先々週の試合でもアイアンがまともに当たらなかったので(苦笑)、今週は、まずはアイアンが当たるように調整したいです。

DGW:先ほどもお話がありましたが、フェニックスCCを攻略するには、ティショットがカギになるのでしょうか?
植竹:はい。あとはパッティングですね。グリーンもかなりアンジュレーションがあるし、やっぱり総合力が大事になってくると思います。

DGW:最後に、ホストプロとして、今週の抱負をお願いします。
植竹:(きっぱりと)勝ちたいですね。ホストプロとして出場した今年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は予選落ちしてしまったんです(苦笑)。しかも、僕はセガサミーホールディングス(注:フェニックスリゾートの親会社)の所属なので、今週はダブルでホストなんです(笑)。なので、初優勝するならここしかないですね。

《ダンロップフェニックストーナメント開幕直前スペシャル》
TEAMスリクソン・インタビュー

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