10月のオープンウィークにドライバー、フェアウェイウッド(#3)、アイアンをすべて『スリクソン ZXi シリーズ』にスイッチし、地元・鹿児島で開催された「鹿児島オープン」で優勝を飾った出水田 大二郎プロ。さらに先週、ドライバーを同じシリーズの『スリクソン ZXi TR』に替え、宮崎に乗り込んできました。
と、それぞれの進化を感じ取っている様子。ちなみに『ZXi7 アイアン』は、バックフェースの厚肉部分が増したことに加え、素材にこれまでよりやわらかい軟鉄を新たに採用したことで打感が向上しています。
そんな片岡プロに、今シーズンのここまでの自身のプレーを振り返ってもらうと、
「今年は、優勝争いをしたのは、自分の中では『中日クラウンズ』での1回だけで、その後はトップ10に2回しか入れていないんですよね(苦笑)。ただ、調子が悪くても予選を通過できることが増えたので、その点では安定してきた感はあります」
とコメント。賞金ランキングも現在20位と、自己最高だった去年の19位を更新できそうな位置につけています。
片岡プロといえば、DPTに初出場した2021年大会でいきなり優勝争いを演じ、2位タイに入賞。やはりフェニックスCCへの印象はいいのでしょうか。
昨日の記事で紹介した、DPTの会場内で行っている商品開発のための計測テスト。スリクソン・ボール契約の平田 憲聖プロにも、調整の合間にボールテストをお願いしました。ダンロップの研究開発スタッフによると、平田プロがボールの本格的なテストを行うのはこれが初めてだそうです。
スリクソンのボールは中学生から愛用していると言い、現在は『スリクソン Z-STAR ♦️(ダイヤモンド)』(以下、♦️)を使用しています。
先日発表されたNEWモデル(来年1月発売)は、今回のテストで初めて試打。感触は良好のようですが、スイッチするのは来シーズンになりそうとのこと。というのも、ご存じのように、現在激しく賞金王を争っているため。そんな平田プロに現在の自身の調子について聞いてみると、
とコメント。そうして迎える自身3度目のDPT。昨年は7位タイに入賞していますが、
「ティショットでは、ホールが狭く感じますよね。林に入れると出すのに苦労するというか、しっかりペナルティを払わないといけなくなるので、やっぱりティショットがまっすぐ行かないと戦えないなと思います」
とティショットの重要性を強調。そして、
「本当にコースが難しいので、うまくマネジメントしながら、やっぱり上位争いしたいです。ここ最近あまりうまくいかないことが多いので、このDPTが上昇のきっかけになればと思っています。頑張ります」と、上位入賞を期していました。
今シーズン、プロ9年目にして念願のツアー初優勝を飾り、現在賞金ランキングで8位につけている小木曽 喬プロ。今回で4度目のDPT参戦ですが、シードプロの資格で出場するのは今年が初めてになります。
小木曽プロも、他のプロと同様、クラブを『スリクソン ZXi シリーズ 』にスイッチしていますが、その中でも、お気に入りの一本として挙げてくれたのがフェアウェイウッドの#3。
6月の初優勝以降もコンスタントに上位に入賞し、先月は目標にしていたPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」への初出場も果たした小木曾プロ。そんな後半戦の成績には必ずしも満足していないものの、15位タイに入った先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では収穫があったようで、
「実は調子が悪かったのですが、そんな中でも、なんとかあの成績で終われるようになったので、レベルの底上げはできているかなとは感じます」。
そんな自身の成長を確かめる上でも、今大会は最高の舞台。小木曽プロによれば、昨年のオフに谷口徹プロ主導で行われたフェニックスCCでの合宿に参加し、ラウンドもかなりこなしたそうで、