先週、今季国内ツアー初参戦となるDPTへの出場が発表され、大きな話題を呼んだ松山 英樹プロ。12日(火)に行われた記者会見では、「(3週前の)『ZOZOチャンピオンシップ』では思ったような成績が出せなかったし、体調もよくなかった。少し休んで何が原因だったのか考えていくなかで、この状態でうまくプレーができれば自信がつくかなと思い、出ることにしました」と、出場を決めた理由を明かしていました。
国内男子ツアーのドライビングディスタンスのランキングで、20代の若手たちを向こうに回し、現在13位につけている塚田 陽亮プロ。その飛距離を生み出している現在の相棒が、4試合前に実戦投入したという『スリクソン ZXi LSドライバー』(11月9日一般発売)。
今シーズンの塚田プロは、前週までに3度のトップ10入りを果たし、賞金ランキング38位。自身のここまでのプレーを振り返り、
「まあ、39歳にしては、本当によくやっていますよね(笑)。何がいいからと言うより、全体的によくて、それも去年よりよくなってきているというのが本音。やっぱりクラブが自分に合っているから、ストレスなくゴルフができているんじゃないのかなと思います」
とコメント。そうして迎える自身12年連続12度目のDPT。
DPTには、例年海外のビッグネームも招聘選手として出場していますが、今年、アメリカから初参戦するのが、現在ワールドゴルフランキング45位のテイラー・ペンドリス選手。TEAMスリクソンの一員でもあります。
大学卒業後の2014年にプロ転向し、母国カナダや米下部のツアーでプレーしたのち、2021-22シーズン、30歳でPGAツアーに初参戦。そして、参戦3シーズン目の今年5月、「ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン」で念願の初優勝を飾りました。
DPTについては、来日前に知人のプロたちから情報を得ていたそうで、
「ここでプレーしたことのある知人たちはみんな、素晴らしいイベントだと言っていた。ゴルフコースは本当に素晴らしいし、関係者のみなさんもとてもフレンドリーで歓迎してくれると聞いて、来るのがすごく楽しみだった」
と笑顔で話します。そして練習ラウンドで初めてプレーしたフェニックスCCについて、「各ホール、両サイドに木が並んでいてとても美しい。ただ、深いバンカーがたくさんあるので、フェアウェイをキープしないといけない。それに、グリーンはとても傾斜が強いので、よく考えてプレーする必要がある」
と、美しさを称賛しながらも警戒すべき点を挙げていました。